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【第1回】 人生100年時代、本当に「備え」はできていますか?

100年ライフ見える化ノート2
「人生100年時代」と言われるようになって久しいですが、実際にその長い人生をどう過ごすか、明確なビジョンを持っている方は、まだまだ少ないのが現実です。

50代・60代の方とお話をしていると、よくこんな声を聞きます。

「うちはまだ親も元気だから大丈夫」
「自分も元気だし、まだ先のことだと思ってる」
「何かしなきゃとは思ってるんだけど…」

こうした“なんとなくの安心”は、ある日突然崩れます。
転倒、脳梗塞、心筋梗塞、認知症――。
高齢の親に、ある日突然介護が必要になる。

そのときになってから、あわてて情報を集め、兄弟や家族とバタバタと話し合い、
「もっと早く準備しておけばよかった」と深く後悔するのです。

■ 約8割の人が人生の最期に「後悔の言葉」を口にしている
一般社団法人シニアライフサポート協会の調査によれば、
終末期に立ち会った家族のうち約8割が、本人から「後悔の言葉」を聞いたと答えています。

「やりたいことを、やっておけばよかった」

「もっと家族との時間を大事にすればよかった」

「自分がどうしてほしいか、ちゃんと伝えておけばよかった」

これらの言葉に共通するのは、“準備不足”と“対話不足”。

特に今の50代・60代は、親世代の介護と自分自身の老後を同時に考えなければいけない「ダブルケア世代」。
さらに自分の子どもたちにも負担をかけない準備を進める必要がある、“家族の節目”を迎えるタイミングでもあるのです。

■ 「何から始めればいいの?」という方へ
漠然とした不安があっても、何をどう準備すればいいかわからない。
そんなときこそ、「見える化」することが第一歩です。

自分は何に不安を感じているのか?

親に万が一があったとき、誰が何をするのか?

自分が最期にどんな人生だったと感じたいのか?

これらを**“書き出して、見える形にする”**ことが、未来の安心と自信につながります。

■ 次回予告
次回は「人生の棚卸し」をテーマに、自分らしい生き方の再発見と、老後準備のヒントをお届けします。

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2025年05月07日 12:16

第2回:資格を取っても書類選考に落ちる理由──ミドルシニアの壁と突破口

読書会
「履歴書を出しても、まったく連絡が来ない」
「せっかくキャリアコンサルタント資格を取ったのに、応募しても採用されない」
──そんな声を、私はこれまで数えきれないほど聞いてきました。

特に、50代・60代で資格を取ったミドルシニア世代に多く見られる悩みです。

ですが、それは決して“あなたの能力不足”ではありません。
書類選考に落ちる本当の理由を、冷静に整理し、突破口を探ることで、
ミドル世代ならではのキャリア戦略はきっと見えてきます。

ミドルシニア世代が書類選考に通らない「3つの理由」
「実務経験」の壁
多くの求人票には「キャリア支援経験〇年以上」などの条件が並んでいます。ミドルシニアが資格取得後すぐに応募しても、「経験がない」と判断されてしまい、門前払いになってしまうケースがほとんどです。

「年齢」の壁?──実は“応募分野のミスマッチ”かもしれない
一見「年齢のせいで落とされた」と思いがちですが、実は多くの場合、問題は**年齢そのものではなく「応募先との不一致」**にあります。

たとえば──
ミドルシニア世代のキャリアコンサルタントが、大学のキャリアセンターや若者支援の現場(ジョブカフェなど)に応募した場合、その支援対象(学生・20代、30代、40代の相談者)と応募者自身の経験が“かみ合わない”と
判断されることがあるのです。

つまり、評価されない理由は、あなたの年齢ではなく、求められている支援分野とのミスマッチ。

これを理解せずに「とにかく応募すればどこかに通るだろう」と思ってしまうと、空振りが続き、自信を失う結果になりかねません。

「応募書類」の“ズレ”
実は、履歴書や職務経歴書で自分の強みを十分に伝えられていないケースも多く見受けられます。
特にミドル世代は、「職歴の羅列」や「役職の高さ」にばかり意識が向き、“応募先が求めていること”とのズレが生じていることも少なくありません。

求人に落ちるのは、「あなた」ではなく「戦略」が悪いだけ
ミドルシニア世代の強みは、経験と人生の深みです。
ところが、それを「相手が欲しがる形で伝える技術」が不足していると、
せっかくの強みが“伝わらない”まま、チャンスを逃してしまいます。

つまり、問題は「中身」よりも「見せ方」
戦略を間違えれば、いくら素晴らしい経験も、評価されることはありません。

ミドルシニア世代の“突破口”は「応募」ではなく「創出」にある
実は今、ミドルシニア世代のキャリコンが、
“正社員として企業に採用される”というルートだけではなく、新しいキャリアの形を自ら創り出しているケースが増えてきています。

たとえば──

地域のNPOや行政との連携でキャリア支援活動をスタート

元の職場・知人を通じて講師や相談員として登壇

副業・個人事業主としてパラレルに活動を始める

最初から“完璧な就職先”を探すよりも、「小さな実践の場」を自ら作ることが、ミドル世代にとっての突破口なのです。

その第一歩が「読書会」──仲間と共に未来を描く時間
「自分に何ができるのか、まだわからない」
「何から始めていいか、整理がつかない」

そう感じている方にこそ、ぜひ参加していただきたいのが、
【ミドルシニア世代キャリアコンサルタント向け 読書会イベント】です。

📖 イベントページはこちら
👉https://peatix.com/event/4397798

この読書会では、
「人生後半の働き方戦略」について考えながら、あなたのキャリアを“見える化”し、一緒に突破口を見つけるサポートをしていきます。

応募ではなく、場を創るという発想の転換

自分の強みの見つけ方

伝えるための言語化トレーニング

こうしたヒントを、仲間と対話することで得られる読書会です。

おわりに──評価されないのは、「あなたのせい」ではない
書類選考に通らない理由は、あなたがダメだからではありません。

ただ「見せ方」「伝え方」「戦略」が合っていないだけ。

ミドルシニア世代に必要なのは、
「できない自分」「実務経験がないこと」に視点を向けるのではなく、
「できる自分」「ありたい自分」を再定義する視点なのです。

ぜひ、その第一歩を一緒に踏み出しませんか?

📖 イベント詳細・お申し込みはこちら
👉https://peatix.com/event/4397798

小さな一歩が、未来を大きく変えます。
イベント当日、皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。

宜しくお願いします。
2025年05月06日 19:43

第1回 資格を活かし、新たなキャリアを切り開く!ミドルシニア世代キャリアコンサルタントのための読書会

読書会
「せっかく資格を取ったのに、活かせる場がない…」
「実務経験がないことを理由に断られてしまう…」
「自信をなくしてしまった…」

キャリアコンサルタントの資格を取得したものの、なかなか活かせずに悩んでいるミドルシニア世代の皆さん、そんな悩みを抱えていませんか?

でも、ご安心ください。あなただけではありません。
今、日本中にあなたと同じ悩みを抱える仲間がたくさんいます。

そして、そんな現状を変えるために、一歩を踏み出している人たちが確かに存在しています。

この読書会は、そんなあなたを応援します!

この読書会では、

・同じ悩みを持つ仲間と出会い、繋がることができる
・経験豊富な講師から、実践的なノウハウを学ぶことができる
・自分の強みを見つけ、活かすためのヒントを得ることができる
・新たなキャリアを切り開くための、最初の一歩を踏み出す勇気をもらえる
など、たくさんのメリットがあります。

ミドルシニア世代だからこそ、活かせる強みがあります!

30年以上にわたる社会人経験、組織でのマネジメント経験、部下や後輩の育成経験、人生の浮き沈みを味わった深みのある言葉…
これらは、若いキャリアコンサルタントには持ち得ない、あなた独自の「人生の厚み」そのものです。

この強みを自覚し、戦略的に活かすことができれば、必ず道は開けます。

未来を変えるのは、あなたの「行動」

まずは、最初の一歩を、この読書会で踏み出してみませんか?

きっと、あなたのキャリアに新たな光が差し込むはずです。

皆様のエントリーを心よりお待ちしております!

イベントの詳細はこちらから
https://peatix.com/event/4397798
2025年05月06日 19:40

「親が元気なうちは大丈夫」では手遅れになる理由~介護はある日突然やってくる~

100年ライフ見える化ノート

「うちの親はまだ元気だし、介護なんて当分先のことだろう」
そう思っていた矢先、突然“その日”はやってきました。

これは、私が支援した60代女性・Kさんの体験です。

ある日、Kさんのもとに実家近くに住むご近所さんから1本の電話がかかってきました。
「お母さんが玄関先で倒れて動けなくなってるみたいです!」
慌てて実家に駆けつけたKさんが見たのは、呆然としながら救急車に運ばれる母の姿でした。診断は「脳梗塞」。それまで一人暮らしで元気だった母は、一夜にして「要介護」の状態になったのです。


■ 介護は“予告なし”で始まる

介護の始まりは、脳卒中や転倒、肺炎など突然の病気やケガがきっかけとなることが非常に多くあります。
厚生労働省の調査でも、65歳以上で「要介護認定」を受ける人は年々増加しており、今や5人に1人が介護サービスを利用しています。

つまり、「まだ元気だから大丈夫」ではない時代なのです。


■ 準備ゼロの“その日”は、家族の心身を追い詰める

Kさんは、何の準備も知識もないまま、いきなり「介護者」になりました。
病院とのやり取り、リハビリ施設探し、介護保険の申請、在宅介護サービスの手配……。
母の介護で会社を長期休業せざるを得なくなり、Kさんは心身ともに疲弊していきました。

「もっと早く話し合っておけばよかった」
「介護保険や制度のこと、何一つ知らなかった」
「母の希望も分からず、どうすればいいか迷いだらけだった」

これは決して特別なケースではありません。
準備がないまま介護に直面すると、多くの方がこうした後悔や混乱を抱えてしまうのです。


■ 親が元気な“今こそ”準備を始める絶好のチャンス

では、どのような準備をしておけばよいのでしょうか?

  • 親が倒れたときの「緊急連絡先」「かかりつけ医」「服薬情報」の共有

  • 介護保険サービスや地域資源の情報収集

  • 親の希望(施設入所・在宅介護・延命治療など)を聞いておく

  • 兄弟姉妹との連携と役割分担の話し合い

  • 自分の仕事との両立方法を考える(介護休業や両立支援制度の確認)

こうした備えがあるかどうかで、「その日」を迎えたときの安心感は大きく変わります。


■ 親に「介護の話なんてしづらい…」と思っているあなたへ

確かに、親に「将来の介護のことを考えよう」と話すのは勇気がいります。
しかし、親御さんもまた「迷惑をかけたくない」「自分のことを考えてほしい」と思っているものです。

特にミドルシニア世代の皆さんには、今この時期こそ、準備の第一歩を踏み出していただきたいと、私は強く願っています。


■ まとめ

介護はある日突然、あなたを“当事者”にします。
それは親だけでなく、あなた自身や家族の生活、そして仕事にまで大きな影響を与えるかもしれません。

けれども、備えておけば、その衝撃は最小限に抑えることができます。

「親が元気な今だからこそ、始められることがある」
この気づきを、どうか見過ごさないでください。


🌸ワークショップのご案内🌸

「何から始めていいかわからない…」
「親にどう話せばいいのかわからない…」
そんな方のために、介護準備・終活のはじめの一歩を学べるワークショップを開催しています。

介護と終活の専門家が、具体的な事例を交えながら、分かりやすく丁寧にサポートいたします。
ぜひ一緒に、将来の不安を「安心」に変える時間を過ごしませんか?

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2025年04月30日 12:52

【第10回:人生を見える化して、後悔のない毎日へ――未来への安心感は「今」から始まる】

100年ライフ見える化ノート

これまで9回にわたって、『私と家族の100年ライフ見える化ノート』を活用しながら、人生100年時代を安心して生き抜くためのヒントをお届けしてきました。最終回となる今回は、これまでのまとめとともに、“見える化”によって得られる大きな安心感についてお話しします。

人生100年時代といわれる今、何も準備をしないまま年齢を重ねてしまうと、思わぬ困りごとに直面したとき、精神的にも経済的にも追い詰められてしまうことがあります。

たとえば、あるご家庭では、親が突然倒れたことで介護が必要になりました。しかし、介護保険の手続き方法や費用の見通しが全く分からず、兄弟で連絡を取り合うものの意見が割れ、関係がぎくしゃくしてしまいました。

一方で、別のご家庭では、早い段階から『100年ライフ見える化ノート』を活用して親と話し合い、医療や介護、相続に関する希望や情報を共有していたため、家族で協力しながら落ち着いて対応することができたそうです。

この違いは、「事前に考えておいたかどうか」。それだけで、家族の安心感も、本人の満足感も、全く変わってきます。

このノートには、人生を支えるあらゆる視点――

  • 自分の価値観ややりたいこと

  • 家族との関係性

  • 健康・医療・介護・相続・お金 といったテーマが網羅されており、まさに“人生の棚卸し”と“未来の設計図”を一冊で進められる優れたツールです。

また、ワークショップという形で、同じ不安や関心を持つ人たちと一緒に取り組むことで、気づきや安心がより深まるという声も多く聞かれます。

「気にはなっていたけど、何から始めたらいいか分からなかった」 「ひとりで悩んでいたけど、話せる場があるだけで安心できた」 そんな言葉が多く寄せられています。

未来を変えるのは、ほんの少しの“気づき”と“行動”です。

この連載が、あなたにとってその一歩となれば幸いです。

最後に―― 今の自分と、大切な人の未来を見える化してみませんか? 必要なのは、完璧な準備ではなく、「今、向き合ってみよう」という優しい決意だけです。

ありがとうございました。


今こそ、自分と家族の“これから”に向き合うタイミングです。

▼ワークショップの詳細はこちらから
https://peatix.com/event/4367496
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2025年04月22日 11:16

3冊目の電子書籍 50代・60代社員が突然辞める日:介護クライシスの衝撃 本日出版しました。

介護クライシスの衝撃
このたび、新たな電子書籍を出版いたしました。

タイトルは、
 『50代・60代社員が突然辞める日:介護クライシスの衝撃』

【こんな問題、起きていませんか?】
「ベテラン社員が突然、辞めたいと言ってきた」

「理由は“一身上の都合”。でも本当は、親の介護だった」

「制度は整っていたはずなのに、なぜ…?」

本書は、企業の現場で静かに、そして確実に広がっている“介護離職”というリスクに焦点を当てた1冊です。

【私だからこそ書けた視点があります】
私はキャリアコンサルタントであり、社会保険労務士ではありません。
制度設計の専門家ではなく、人と人生に向き合う専門家としてこの本を書きました。

その背景には、次のような経験があります:

✅ 二度の勤務先破綻と一度の吸収合併という、人生の激動を経験
──転機の中で何を選び、どう立ち上がるか?その問いに何度も向き合ってきました。

✅ 5,000名以上の相談実績を持つキャリアコンサルタント
──さまざまな人生背景・価値観・家族構成の方と面談し、「話を聴く」「本音を引き出す」「安心感を届ける」力を磨いてきました。

✅ 介護離職防止・再就職支援・心理的ケアの知見を持つ
──仕事と介護の両立、退職後の再スタートまでトータルで支援できる立場にあります。

✅ 現在も父母の介護を担う“当事者”です
──制度や理屈だけでは語れない、介護者の気持ち、迷い、苦しみに日々直面しています。

【本書のキーワードは「見えないリスク」】
制度はあるのに、使われない

本音は語られず、「一身上の都合」で辞めていく

管理職・キーパーソンほど突然辞める

中小企業は特に代替がきかない

会社に残るのは、“静かな空白”と“引き継げなかった現場”

介護離職は、制度だけでは防げません。
「職場の空気」「相談できる文化」「伝え方」など、複雑な要素が絡み合っています。

【こんな方におすすめです】
・中堅・中小企業の経営者や人事の方
・50代・60代の社員を多く抱える現場責任者
・制度を整えたのに、なぜか機能していないと感じている方
・介護と仕事の両立支援に、本気で向き合いたい方

【介護離職は、防げます】
介護離職は「突然の事件」ではありません。
多くの場合、“言えなかった葛藤”と“沈黙の積み重ね”の末に起きます。

だからこそ、早く気づくこと、そして話せる職場をつくることが最大の予防策なのです。

📘 書籍の詳細・ご購入はこちら
https://amzn.asia/d/gLYaWLE

セミナー開催、書籍をもとにした企業向け研修なども随時承っております。
お気軽にご相談ください。
 
2025年04月21日 21:58

【第9回:数字で見える安心――「収支計画書」で描く人生の土台づくり】

100年ライフ見える化ノート

前回は、「未来年表」を使って、自分らしい人生を前向きに設計する方法をご紹介しました。今回は、その設計図を現実的に支えるために欠かせない「お金の計画」――すなわち『収支計画書』についてお話しします。

老後資金に対する不安は、50代・60代の多くの方が共通して抱える課題です。 「年金だけで生活できるのか?」 「病気や介護が必要になったら、どれだけお金がかかるのか?」 「もし長生きしたら、貯金が足りなくならないか?」

こうした不安は、漠然としているからこそ、心に重くのしかかります。けれども、具体的に“数字で見える化”することで、状況は一変します。

『私と家族の100年ライフ見える化ノート』には、「90歳までの収支計算書」を作成するページがあります。これに取り組むことで、以下のような気づきが得られます:

  • 今の生活費がどれくらいかかっていて、老後はどう変化するのか

  • 医療や介護、住まい、葬儀にかかる費用の概算を把握できる

  • 年金や貯蓄、資産から、どこで不足が生じるかを事前に確認できる

ある方は、「漠然と不安だったけど、数字を出してみたら“何が足りないか”が明確になり、逆に気持ちが落ち着いた」とおっしゃっていました。

もちろん、計算が苦手な方もいるかもしれません。でもこの収支計画書は、完璧に仕上げることが目的ではありません。あくまで「見通しを持つ」ためのツールです。今後の方針を考えるベースになる“土台”をつくることこそが大切なのです。

ご夫婦で一緒に考えたり、子どもに状況を説明したりする際の「見える資料」としても、とても役に立ちます。

ワークショップでは、収支計画書の考え方や取り組み方をわかりやすく整理していきますが、このブログでも一つひとつを丁寧にお伝えしていきますので、ぜひ今後もお読みいただけたら嬉しいです。

次回はいよいよ最終回。全体のまとめと、見える化を通して得られる「人生の安心感」についてご紹介します。どうぞお楽しみに!


体験ワークショップの詳細やお申込みはこちらから
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https://peatix.com/event/4367496
https://peatix.com/event/4367504

2025年04月19日 14:53

【第8回:未来を描く力――人生100年時代の「未来年表」で希望と行動を手に入れる】

100年ライフ見える化ノート
前回は、老後の「お金の不安」を“見える化”することで、前向きな人生設計が可能になることをご紹介しました。今回は、さらに一歩進めて、「未来年表」を使った人生の可視化、そして“希望を持って行動できる未来設計”の方法についてお話しします。

『私と家族の100年ライフ見える化ノート』には、65歳から90歳、あるいは100歳までの「未来予想年表」を自分で描くページがあります。このワークでは、これから訪れるかもしれない人生のイベント(親の介護、子どもの独立、自分自身の再就職、趣味、旅行、住み替え、終活など)を時系列で整理します。

なぜこの未来年表が重要なのか?
それは、「見える化」することで次のような効果があるからです:

未来に起こるであろうイベントと、それに備えるべきタイミングがはっきりする

イベントごとに必要な準備や手続きを明確にできる

希望するライフイベントを実現可能な目標に落とし込める

例えば、次のような方がいらっしゃいました:
「親の介護や看取り、自宅の処分など一気に押し寄せたら対応できるか不安だったけど、年表にして見たら準備すべき時期が見えてきて、焦りが和らいだ」

また、ある方は年表を作ることで「自分の人生にもまだやりたいことがたくさんある」と気づき、5年後の旅行や、10年後の趣味の再開を目標に掲げたそうです。

このように、未来年表は“終わりの準備”ではなく、“これからを前向きに生きるための設計図”です。

『私と家族の100年ライフ見える化ノート体験ワークショップ』では、未来年表づくりを丁寧にサポートします。書き方に迷う方にも、ファシリテーターが伴走しながら進めるので安心です。

「未来を見える化することで、今の自分にできることが見えてきた」
「夫婦で未来年表をつくって話し合ったら、笑顔が増えた」
そんな声がたくさん届いています。

未来を不安で埋めるのではなく、“自分の未来に期待する”生き方へ。次回は、実際の収支計画書を使った「数字で見る人生設計」についてご紹介します。お楽しみに!

ワークショップの詳細やお申込みはこちらから
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https://peatix.com/event/4367504
2025年04月18日 18:14

【第7回:見える化で不安を手放す――老後のお金の悩みと向き合う安心設計術】

100年ライフ見える化ノート
これまでの記事では、生活の困りごとや健康、終活に関する不安を「見える化」する方法をご紹介してきました。第7回となる今回は、多くの方が気にしている「老後のお金」の問題に焦点を当てていきます。

50代・60代になると、ふとした時に不安がよぎるものです。
「年金だけで本当に暮らしていけるのか?」
「親の介護や自分の医療費、いざという時に備えられているだろうか?」
「退職金や貯金、何にどのくらい使っていいのか分からない…」

こうした不安は漠然としているからこそ、心に重くのしかかります。しかし、だからこそ今こそ必要なのが“見える化”です。

『私と家族の100年ライフ見える化ノート』では、以下のような視点でお金の不安を整理できます:

生活費、住居費、医療・介護費、葬儀費用など、老後にかかる主な支出を一覧化

年金・退職金・副収入・資産など、これから得られる収入の見通しを確認

「90歳までの収支計算書」を記入し、どこで不足が出そうかを可視化

ある参加者は、漠然とした不安を抱えていたものの、ノートのワークを通じて「意外と足りそう」「ここを見直せば安心できる」と前向きに捉えられるようになったと話してくれました。さらに、夫婦や子ども世代とお金の話を共有するきっかけになったことで、家族全体の安心にもつながったそうです。

老後資金は、早めに全体像を把握し、対応策を考えておくことが最大の安心材料になります。「考えたくないから後回しに…」ではなく、「今なら対策が打てる」という前向きな選択を、ぜひ一緒に始めてみませんか?

今こそ、自分と家族の“これから”に向き合うタイミングです。

▼ワークショップの詳細はこちらから
https://peatix.com/event/4367496
https://peatix.com/event/4367504

次回は、「未来年表」を使って、人生100年時代を前向きに設計する方法をご紹介します。未来を見える化することで、希望と行動が生まれます。お楽しみに!
 
2025年04月14日 21:19

【第6回:「相続」や「終活」で慌てないために――家族と未来の安心を共有する見える化ノート】

100年ライフ見える化ノート
前回は、「健康・医療・介護」に関する不安の“見える化”についてご紹介しました。今回は、50代・60代の多くの方が気になりながらも後回しにしがちな「終活」や「相続」、「エンディングノートの準備」について掘り下げていきます。

実際にあったケースをご紹介します。

ある女性は、親が突然入院し、そのまま看取りとなった後、遺言もなく、財産の状況も不明だったため、兄弟間でのトラブルに発展しました。「親が元気なうちに話し合っておけば…」という後悔の言葉が今も胸に残っているそうです。

一方で、見える化ノートを活用していた別の家族は、親の意向や財産の情報が整理されていたため、兄弟でスムーズに対応でき、「あのときの準備が本当にありがたかった」と語っています。

『私と家族の100年ライフ見える化ノート』には、以下のような内容を整理できるページが用意されています:

遺言書やエンディングノートの書き方、保管方法

希望する葬儀や供養のスタイル

家系図や相続の希望に関する確認項目

家族・兄弟間で話し合っておくべきポイント

このノートの最大の魅力は、“家族で対話するきっかけ”になることです。普段はなかなか話しづらい相続や終活のことも、ノートを通じてなら自然な流れで話題にできるのです。

実際、体験ワークショップに参加された方からは、
「兄とほとんど連絡を取っていなかったけど、ノートをきっかけに久々に話ができた」
「親の希望を共有できたおかげで、兄弟での関係がよくなった」
といった声が多数届いています。

“終活”とは、死を準備することではなく、残された家族が困らないように、そして自分らしい最期を迎えるための“生きる準備”です。その第一歩として、今から少しずつ「見える化」していくことが大切なのです。

▼ワークショップの詳細はこちらから👇
https://peatix.com/event/4367496
https://peatix.com/event/4367504
https://coconala.com/services/3262958

次回は、「老後の資金」や「お金の不安」を見える化し、安心できる家計の準備についてご紹介します。どうぞお楽しみに!
2025年04月13日 13:28

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