「5万円の特別レク」は高い?敬老会イベントの費用対効果を考える
レクが変わると、施設が変わる。
「外部レクに5万円か...。ちょっと高いかな?」
敬老会などの特別イベントを検討しているとき、こう感じる施設長や管理者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
普段、職員の皆さまが施設内で行っているレクリエーションと比較すれば、「1回5万円」という金額は決して小さくありません。
だからこそ大切なのは、「5万円は高いか、安いか」だけで判断しないこと。」ではないでしょうか?
その5万円によって、
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利用者様にどんな体験を届けられるのか?
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職員の企画・準備負担はどう変わるのか?
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何人の方が楽しめるのか?
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敬老会らしい特別な時間になるのか?
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当日の画像を採用などのHPなどに活用できないか?
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SNSによる情報発信に活用できないか?
まで含めて考えることが必要だと思います。
今回は、敬老会などの特別レクリエーションの「費用対効果」について考えてみます。
普段のレクと「特別レク」は、同じ物差しで比べない
まず整理しておきたいのは、毎日のレクリエーションと敬老会のような特別イベントは、役割が少し違うということです。
普段のレクには、
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身体を動かす
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人との交流を楽しむ
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日々の生活にメリハリをつくる
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安心できる習慣をつくる
といった大切な役割があります。
一方、敬老会や周年行事、クリスマス会などは、「今日は特別な日」と感じていただくための機会でもあります。
ですから、「毎週のレクなら5万円は高い。」という判断と、「年に一度の敬老会として5万円をどう考えるか?」は、分けて考えることも必要なのではないかと思います。
「1回5万円」ではなく「何人に届けられるか?」で考えてみる
たとえば、50名の利用者様が参加するイベントであれば、5万円は単純計算で1人あたり約1,000円です。
30名なら、1人あたり約1,700円です。
もちろん、人数だけで費用対効果が決まるわけではありません。
しかし、「1回5万円」という数字だけを見るのと、「利用者様一人ひとりに、どんな体験を届けられるのか?」「他の活用方法があるのではないか?」という視点で見るのとでは、印象が変わります。
特に、見るだけでも楽しめて、希望する方は少し参加もできるようなプログラムであれば、身体状況の異なる多くの利用者様が同じ空間で楽しめる可能性があります。
見落とされやすいのが「職員の準備時間」というコスト
施設内でイベントを行う場合、表面的な費用はあまりかからないことがあります。
しかし、その裏側では、「今年は何をしよう。」と企画を考え、
必要な物を探し、
買い出しをし、
飾り付けをつくり、
出し物を練習し、
当日の進行を確認する。
こうした時間がかかっています。
もちろん、職員の皆さまが工夫してつくるイベントには、外部サービスにはない素晴らしさがあります。
だから、すべて外部に任せればよいということではありません。
ただ、「施設内で行えば無料」ではないという視点は持っておきたいところです。
職員の準備時間も、施設にとって大切な経営資源だからです。
外部レクの価値は「職員も一緒に楽しめること」にある
外部レクを活用する大きなメリットの一つは、職員の皆さまの役割を変えられることだと思います。
施設内だけでイベントを運営すると、
司会をする。
音楽を流す。
道具を配る。
進行する。
盛り上げる。
職員の皆さまはどうしても「運営する側」になります。
一方、外部の専門家に進行を任せられれば、
利用者様の隣に座る。
一緒に拍手する。
声をかける。
普段とは違う表情に気づく。
そんな関わりがしやすくなります。
私は、これも特別レクに費用をかける価値の一つだと思っています。
「楽しかった」で終わらない価値も考えてみる
敬老会の価値は、その場で利用者様が楽しむことだけではありません。
イベントのあとに、
「昨日は楽しかったですね。」
と利用者様と職員の会話が生まれる。
写真を見ながら思い出を振り返る。
ご家族に、その日の様子を伝える。
施設だよりや広報で、施設の取り組みとして紹介する。
そうした形で、イベント後にも体験を活かすことができます。
特別イベントは、「その1時間だけの出来事ではなく、その後の会話や交流につながる可能性がある。」という視点も、費用対効果を考えるうえでは大切だと思います。
では「5万円ならやるべき」なのか?
ここは、はっきりお伝えしておきたいと思います。
5万円だから価値があるわけでも、特別レクなら必ず導入した方がよいわけでもありません。
たとえば、
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何のために実施するのか明確でない。
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利用者様の状況に内容が合っていない。
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会場条件が合わない。
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施設の予算に無理がある。
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職員側の準備が想定以上に必要。
という場合には、別の方法を考えた方がよいこともあります。
大切なのは、「5万円を使うこと」ではなく、その施設にとって「5万円を使う意味があるか?」を判断することです。
費用対効果を考える5つの質問
敬老会などの外部レクを検討するときは、次の5つを考えてみてください。
① このイベントの目的は何ですか?
長寿をお祝いしたいのか?
特別な体験を届けたいのか?
ご家族も含めて楽しみたいのか?
目的が違えば、選ぶ内容も変わります。
② 何人くらいの利用者様が楽しめますか?
一部の方だけでなく、見るだけでも楽しめる方を含めて考えてみます。
③ 職員の企画・準備時間はどのくらい減らせますか?
外部に依頼することで、どこまで施設側の負担を軽くできるのか確認します。
④ 普段のレクにはない「特別感」がありますか?
年に一度の敬老会なら、「今日はいつもと違う」と感じられる価値も大切です。
⑤ イベント後にも活かせますか?
利用者様との会話、ご家族への報告、施設内広報など、その後につながる体験になっているかを考えます。
この5つに照らして考えると、単純な価格比較ではなく、「自施設にとっての価値」で判断しやすくなります。
室内サーカスの場合はどう考える?
私がご紹介している高齢者施設向けの室内サーカス型レクリエーションも、基本料金は5万円からです。
その特徴は、単にショーを見るだけではなく、「見る楽しさと、参加する楽しさを組み合わせられること」にあります。
利用者様全員が同じことをする必要はありません。
見る。
拍手する。
笑う。
少し体験してみる。
それぞれの形で一緒の時間を楽しむ。
敬老会のように、身体状況の異なる多くの方が集まるイベントでは、こうした参加の幅は一つのメリットになると考えています。
とはいえ、施設によって条件は違います。
だからこそ、「サーカスをやるかどうか?」から考えるのではなく、「今年の敬老会で、どんな時間を利用者様に届けたいのか?」から考えることをおすすめしています。
5万円を見る前に、まず「目的」を見る
「5万円は高いですか?」と聞かれたら、私は、「何を実現したいかによります。」と答えます。
普段のレクとして考えれば、高く感じるかもしれません。
一方、
年に一度の敬老会で、
多くの利用者様が一緒に楽しみ、
職員の準備負担を抑え、
いつもとは違う特別な時間を届けたい。
という目的であれば、検討する価値はあると思います。
大切なのは、「金額からイベントを選ぶのではなく、目的から予算を考えること。」
これが、敬老会の費用対効果を考える一つのポイントではないでしょうか?
施設長向け「5万円の特別レク」判断チェック
候補となる外部レクが見つかったら、次の項目を確認してみてください。
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敬老会で実現したいことが明確になっている。
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多くの利用者様がそれぞれの形で楽しめそう。
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職員の企画・準備負担を抑えられる。
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日常レクとは違う特別感がある。
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金額だけでなく、得られる体験まで含めて比較している。
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他の施設との差別化が図りたい。
3つ以上チェックがつくなら、一度具体的に内容と見積もりを比較してみてもよいと思います。
「秋の施設イベント30分無料相談」のご案内
「5万円をかける価値があるのか判断できない。」
「うちの規模なら、どんなイベントが合うのだろう。」
「敬老会に何か特別なことをしたいけれど、予算とのバランスで迷っている。」
そんな施設様を対象に、
秋の施設イベント30分無料相談
を行っています。
利用者様の人数、身体状況、会場、ご予算、職員体制などを伺いながら、「その施設では、何にお金をかけると最も価値が生まれるのか?」
を一緒に整理します。
室内サーカスありきのご相談ではありません。
まずは、今年の敬老会や秋イベントで何を実現したいのかから、一緒に考えます。
キャリア&ライフプラントータルサポート
代表 山岸 博幸
TEL:090-3903-8408
HP:https://career-life.org/
