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【第3回】準備なしで迎えた“最期”の後悔

100年ライフ見える化ノート2
~介護準備・終活を先延ばしにした家族のリアルな声~

「お父さん、こんなこと望んでたのかな…?」

病室の片隅で、うつむきながらそうつぶやいた女性がいました。

Yさん(56歳)

ある日突然、お父様が心筋梗塞で倒れ、意識の戻らぬまま亡くなってしまったそうです。

そしてその後、家族には次々と“判断”がのしかかってきました。

■ 終活をしていなかったことで起きたこと

1.延命治療を続けるかどうか、家族で意見が割れた

2.どんな葬儀を望んでいたかが分からず、親戚の言葉に振り回された

3.保険や預貯金の情報が整理されておらず、手続きに数ヶ月かかった

4.遺言がなく、兄弟間で遺産分割でもめそうになった

Yさんはこう語っていました。

「元気なころに、“まだ早いよ”と笑っていた自分が、今は悔しくてたまりません」

「私たち家族は、亡くなった父の本当の想いを、何一つ知らなかったんです」

■ 後悔の多くは、“準備不足”から生まれる

死別は誰にとっても悲しく、つらい出来事です。

ですが、その悲しみの中に、

「自分がもっと準備しておけばよかった」という後悔が混じると、

その苦しみは何倍にもなります。

「もっと話を聞いておけばよかった」

「延命治療のこと、聞いておくべきだった」


「財産のこと、きちんとまとめてくれていたら…」

これらの声は、決して少なくありません。

■ 本人にとっても“望まぬ最期”だったかもしれない

準備がされていないことで苦しむのは、家族だけではありません。

本人も、知らないうちに「望まぬ最期」を迎えてしまっているかもしれません。

本当は自宅で静かに最期を迎えたかった

本当は延命治療は望んでいなかった

本当は家族葬で十分だったのに、盛大な葬儀になってしまった

もし、そうした本人の想いをエンディングノートなどで事前に共有できていたら——。

最期の時間は、もっと穏やかで、納得のいくものになっていたかもしれません。

そしてエンディングノートの一歩手前のツール、介護準備や終活を考える最初の一歩になるツールが「私と家族の100年ライフ見える化ノート」です。

■ 終活は「死の準備」ではない

誤解されがちですが、終活とは「死ぬための準備」ではなく、「自分らしく人生を終えるための、家族への思いやり」です。

自分の希望を伝え、残される家族の混乱や負担を減らす。

そのプロセスは、結果的に今を安心して生きる力にもなります。

■ あなたの家族に、同じ後悔をさせないために

もし、まだ何も始めていないのであれば、今がベストタイミングです。

「まだ元気だから…」という今こそ、ゆっくりと準備ができるチャンスなのです。

始めるのに完璧な形はいりません。

まずは一言、「ちょっと聞いてほしい話があるんだけど」と、家族に声をかけてみることから。

一歩踏み出せば、不思議と次の行動が見えてきます。

最後までお読みいただき有難うございます。

記事を最後までお読みいただいた方への特典として、「介護準備・終活セルフチェックシート PDF版」を無料進呈中です。

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「親に何を聞けばいいの?」

「自分の希望って、どう伝えればいいの?」

そんな疑問を一緒に解決していく【私と家族の100年ライフ見える化ノート 体験ワークショップ】の参加者を募集中です。

実例を交えながら、あなたのペースで終活を始められる内容になっています。

これからの人生を、後悔ではなく“安心”で包むために。

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2025年05月25日 10:23

【第2回】まずは人生の棚卸しを──過去を振り返り、未来へのヒントを見つける

100年ライフ見える化ノート2
「老後のことを考えよう」と思っても、いざ何から始めればいいのかわからない…。そんなとき、最初のステップとしておすすめなのが**「人生の棚卸し」**です。

■ 過去を振り返ることは、未来を整えること

私たちは日々を忙しく過ごす中で、自分のことをゆっくり見つめ直す機会を持てずにいます。けれども、今まで歩んできた人生の中には、これからの未来をつくるヒントがたくさん隠されています。

どんな時に一番うれしかったのか?

どんな仕事や人間関係が自分にとって心地よかったのか?

本当は何を大切にしてきたのか?

こうした問いに答えていくことで、これからの人生で「本当にやりたいこと」や「大切にしたい価値観」が浮かび上がってきます。

■ 書き出すことで“見えてくる”自分

『私と家族の100年ライフ見える化ノート』では、人生の振り返りを促すページが多く用意されています。

人生観・信念・価値観の整理

家族・仕事・健康に対する想いの確認

これからやってみたいことのリストアップ

たとえば、「私にとっての幸福とは?」という質問には、✓ 健康であること✓ 家族愛に満ちていること✓ 心穏やかに過ごすことなどの選択肢が並びます。

チェックを入れていくだけで、自然と自分の大切なことが見えてきます。

■ 「自分らしく生きる」を取り戻すために

ある60代の男性は、定年後に漠然とした不安を感じていました。しかし、人生の棚卸しを通じて、「若いころに打ち込んだギターをまたやってみたい」と気づき、週1回の音楽サークルに通うようになりました。

「自分はもう役割を終えた人間だ」と思っていたのが、「まだまだやりたいことがある人間なんだ」と気づいた瞬間だったといいます。

人生の後半戦は、“始まり”でもあるのです。

■ 次回予告次回は「やりたいこと・実現したいこと」をテーマに、夢や希望を見つけて行動につなげる方法をお届けします。

▼あなたも“自分を見つめる時間”を持ってみませんか?ワークシートに沿って進めるグループワークや、ゆっくり話せる個別無料相談を活用して、あなたの「これから」を一緒に描いてみましょう。

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2025年05月20日 12:49

第2回 終活が進まないのは“あなたのせい”じゃない

100年ライフ見える化ノート2

~「まだ早い」「時間がない」を乗り越える3つのヒント~

「終活って大事そうだし、いずれは…と思ってるんですけど」「なんとなく、やらなきゃなって思ってはいるんですよ」

シニアライフ相談サロンにいらっしゃる多くの方が、こうおっしゃいます。でも実際には、ほとんどの方が何も始められていないのが現状です。

終活をテーマにした講演会でも、「聞いてよかったです!」という声のあとに続くのは、「でも、何から手をつけたらいいかわからなくて…」というつぶやき。

実はこの「終活が進まない」状態には、誰もがハマる3つの共通パターンがあります。

■ 終活が進まない“3つの落とし穴”

「まだ早い」と思ってしまう「元気だし、まだ60代だし、終活なんて縁起でもない」これは、多くの方が持つ誤解です。

でも実際には、終活を早く始めた人ほど、ゆっくり・じっくり・納得のいく準備ができています。
逆に病気や事故で急に準備せざるを得なくなった人は、「もっと早くやっておけばよかった…」と必ず後悔しています。

終活とは「人生を閉じる準備」ではなく、「これからをより良く生きるための整理整頓」なのです。

2.「時間がない」と感じる働きながらの生活、家事、親の心配、自分の健康管理…。現役世代の50代・60代は本当に忙しい。

ですが、1日10分でも構わないのです。たとえば、エンディングノートの表紙に名前を書くだけでも、立派な一歩です。
時間がないからできないのではなく、「完璧にやろう」としてしまうから進まない。小さく、気軽に、始めましょう。

3.「1人で考えるのが不安」終活のテーマはお金、相続、介護、医療、葬儀など多岐にわたります。自分の人生を見つめ直す作業でもあるため、ときには気持ちが沈んだり、迷いが生じたりもします。

そんな時、誰かと一緒に話すだけで不安が軽くなることがあります。
私のワークショップでも、「人と話して初めて、自分の考えが見えてきた」という声をよくいただきます。

■ 今日からできる!終活を進める3ステップ終活が進まないときは、以下の3つを試してみてください。

STEP1:やりたいことを3つだけ書き出す例:「エンディングノートを書く」「自宅の書類を整理」「子どもに想いを伝える」

STEP2:1つの行動を10分で区切る「今日はノートの目次だけ見る」「保険証券を1枚出してみる」など、超小さく。

STEP3:誰かに話してみる家族でも、友人でも、専門家でも構いません。「終活って何から始めた?」と気軽に尋ねてみることが、次の行動に繋がります。

■ それでも動けないあなたへあなたが悪いわけではありません。
誰だって「終わり」を直視するのは勇気がいることです。

でも、今動き出した人から、人生の安心が手に入っていくのです。

終活は、“万一のときの備え”であると同時に、“今をもっと心穏やかに生きるための時間”でもあります。

「何から始めればいいのか分からない」
「終活ってひとりでやるにはハードルが高い」

そんな方のために「終活」への最初の1歩となる
【「私と家族の100に年ライフ見える化ノート」 体験ワークショップ】をご用意しています。

まずはご自身の価値観や想いを見える化し、親との話し方、兄弟との話し方、そして介護の備えまで、
“今、できること”を一緒に見つけていきませんか?

まずは一歩、軽やかに踏み出してみましょう。

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2025年05月17日 20:57

【第1回】 人生100年時代、本当に「備え」はできていますか?

100年ライフ見える化ノート2
「人生100年時代」と言われるようになって久しいですが、実際にその長い人生をどう過ごすか、明確なビジョンを持っている方は、まだまだ少ないのが現実です。

50代・60代の方とお話をしていると、よくこんな声を聞きます。

「うちはまだ親も元気だから大丈夫」
「自分も元気だし、まだ先のことだと思ってる」
「何かしなきゃとは思ってるんだけど…」

こうした“なんとなくの安心”は、ある日突然崩れます。
転倒、脳梗塞、心筋梗塞、認知症――。
高齢の親に、ある日突然介護が必要になる。

そのときになってから、あわてて情報を集め、兄弟や家族とバタバタと話し合い、
「もっと早く準備しておけばよかった」と深く後悔するのです。

■ 約8割の人が人生の最期に「後悔の言葉」を口にしている
一般社団法人シニアライフサポート協会の調査によれば、
終末期に立ち会った家族のうち約8割が、本人から「後悔の言葉」を聞いたと答えています。

「やりたいことを、やっておけばよかった」

「もっと家族との時間を大事にすればよかった」

「自分がどうしてほしいか、ちゃんと伝えておけばよかった」

これらの言葉に共通するのは、“準備不足”と“対話不足”。

特に今の50代・60代は、親世代の介護と自分自身の老後を同時に考えなければいけない「ダブルケア世代」。
さらに自分の子どもたちにも負担をかけない準備を進める必要がある、“家族の節目”を迎えるタイミングでもあるのです。

■ 「何から始めればいいの?」という方へ
漠然とした不安があっても、何をどう準備すればいいかわからない。
そんなときこそ、「見える化」することが第一歩です。

自分は何に不安を感じているのか?

親に万が一があったとき、誰が何をするのか?

自分が最期にどんな人生だったと感じたいのか?

これらを**“書き出して、見える形にする”**ことが、未来の安心と自信につながります。

■ 次回予告
次回は「人生の棚卸し」をテーマに、自分らしい生き方の再発見と、老後準備のヒントをお届けします。

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2025年05月07日 12:16

「親が元気なうちは大丈夫」では手遅れになる理由~介護はある日突然やってくる~

100年ライフ見える化ノート

「うちの親はまだ元気だし、介護なんて当分先のことだろう」
そう思っていた矢先、突然“その日”はやってきました。

これは、私が支援した60代女性・Kさんの体験です。

ある日、Kさんのもとに実家近くに住むご近所さんから1本の電話がかかってきました。
「お母さんが玄関先で倒れて動けなくなってるみたいです!」
慌てて実家に駆けつけたKさんが見たのは、呆然としながら救急車に運ばれる母の姿でした。診断は「脳梗塞」。それまで一人暮らしで元気だった母は、一夜にして「要介護」の状態になったのです。


■ 介護は“予告なし”で始まる

介護の始まりは、脳卒中や転倒、肺炎など突然の病気やケガがきっかけとなることが非常に多くあります。
厚生労働省の調査でも、65歳以上で「要介護認定」を受ける人は年々増加しており、今や5人に1人が介護サービスを利用しています。

つまり、「まだ元気だから大丈夫」ではない時代なのです。


■ 準備ゼロの“その日”は、家族の心身を追い詰める

Kさんは、何の準備も知識もないまま、いきなり「介護者」になりました。
病院とのやり取り、リハビリ施設探し、介護保険の申請、在宅介護サービスの手配……。
母の介護で会社を長期休業せざるを得なくなり、Kさんは心身ともに疲弊していきました。

「もっと早く話し合っておけばよかった」
「介護保険や制度のこと、何一つ知らなかった」
「母の希望も分からず、どうすればいいか迷いだらけだった」

これは決して特別なケースではありません。
準備がないまま介護に直面すると、多くの方がこうした後悔や混乱を抱えてしまうのです。


■ 親が元気な“今こそ”準備を始める絶好のチャンス

では、どのような準備をしておけばよいのでしょうか?

  • 親が倒れたときの「緊急連絡先」「かかりつけ医」「服薬情報」の共有

  • 介護保険サービスや地域資源の情報収集

  • 親の希望(施設入所・在宅介護・延命治療など)を聞いておく

  • 兄弟姉妹との連携と役割分担の話し合い

  • 自分の仕事との両立方法を考える(介護休業や両立支援制度の確認)

こうした備えがあるかどうかで、「その日」を迎えたときの安心感は大きく変わります。


■ 親に「介護の話なんてしづらい…」と思っているあなたへ

確かに、親に「将来の介護のことを考えよう」と話すのは勇気がいります。
しかし、親御さんもまた「迷惑をかけたくない」「自分のことを考えてほしい」と思っているものです。

特にミドルシニア世代の皆さんには、今この時期こそ、準備の第一歩を踏み出していただきたいと、私は強く願っています。


■ まとめ

介護はある日突然、あなたを“当事者”にします。
それは親だけでなく、あなた自身や家族の生活、そして仕事にまで大きな影響を与えるかもしれません。

けれども、備えておけば、その衝撃は最小限に抑えることができます。

「親が元気な今だからこそ、始められることがある」
この気づきを、どうか見過ごさないでください。


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「何から始めていいかわからない…」
「親にどう話せばいいのかわからない…」
そんな方のために、介護準備・終活のはじめの一歩を学べるワークショップを開催しています。

介護と終活の専門家が、具体的な事例を交えながら、分かりやすく丁寧にサポートいたします。
ぜひ一緒に、将来の不安を「安心」に変える時間を過ごしませんか?

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2025年04月30日 12:52

【第10回:人生を見える化して、後悔のない毎日へ――未来への安心感は「今」から始まる】

100年ライフ見える化ノート

これまで9回にわたって、『私と家族の100年ライフ見える化ノート』を活用しながら、人生100年時代を安心して生き抜くためのヒントをお届けしてきました。最終回となる今回は、これまでのまとめとともに、“見える化”によって得られる大きな安心感についてお話しします。

人生100年時代といわれる今、何も準備をしないまま年齢を重ねてしまうと、思わぬ困りごとに直面したとき、精神的にも経済的にも追い詰められてしまうことがあります。

たとえば、あるご家庭では、親が突然倒れたことで介護が必要になりました。しかし、介護保険の手続き方法や費用の見通しが全く分からず、兄弟で連絡を取り合うものの意見が割れ、関係がぎくしゃくしてしまいました。

一方で、別のご家庭では、早い段階から『100年ライフ見える化ノート』を活用して親と話し合い、医療や介護、相続に関する希望や情報を共有していたため、家族で協力しながら落ち着いて対応することができたそうです。

この違いは、「事前に考えておいたかどうか」。それだけで、家族の安心感も、本人の満足感も、全く変わってきます。

このノートには、人生を支えるあらゆる視点――

  • 自分の価値観ややりたいこと

  • 家族との関係性

  • 健康・医療・介護・相続・お金 といったテーマが網羅されており、まさに“人生の棚卸し”と“未来の設計図”を一冊で進められる優れたツールです。

また、ワークショップという形で、同じ不安や関心を持つ人たちと一緒に取り組むことで、気づきや安心がより深まるという声も多く聞かれます。

「気にはなっていたけど、何から始めたらいいか分からなかった」 「ひとりで悩んでいたけど、話せる場があるだけで安心できた」 そんな言葉が多く寄せられています。

未来を変えるのは、ほんの少しの“気づき”と“行動”です。

この連載が、あなたにとってその一歩となれば幸いです。

最後に―― 今の自分と、大切な人の未来を見える化してみませんか? 必要なのは、完璧な準備ではなく、「今、向き合ってみよう」という優しい決意だけです。

ありがとうございました。


今こそ、自分と家族の“これから”に向き合うタイミングです。

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2025年04月22日 11:16

【第9回:数字で見える安心――「収支計画書」で描く人生の土台づくり】

100年ライフ見える化ノート

前回は、「未来年表」を使って、自分らしい人生を前向きに設計する方法をご紹介しました。今回は、その設計図を現実的に支えるために欠かせない「お金の計画」――すなわち『収支計画書』についてお話しします。

老後資金に対する不安は、50代・60代の多くの方が共通して抱える課題です。 「年金だけで生活できるのか?」 「病気や介護が必要になったら、どれだけお金がかかるのか?」 「もし長生きしたら、貯金が足りなくならないか?」

こうした不安は、漠然としているからこそ、心に重くのしかかります。けれども、具体的に“数字で見える化”することで、状況は一変します。

『私と家族の100年ライフ見える化ノート』には、「90歳までの収支計算書」を作成するページがあります。これに取り組むことで、以下のような気づきが得られます:

  • 今の生活費がどれくらいかかっていて、老後はどう変化するのか

  • 医療や介護、住まい、葬儀にかかる費用の概算を把握できる

  • 年金や貯蓄、資産から、どこで不足が生じるかを事前に確認できる

ある方は、「漠然と不安だったけど、数字を出してみたら“何が足りないか”が明確になり、逆に気持ちが落ち着いた」とおっしゃっていました。

もちろん、計算が苦手な方もいるかもしれません。でもこの収支計画書は、完璧に仕上げることが目的ではありません。あくまで「見通しを持つ」ためのツールです。今後の方針を考えるベースになる“土台”をつくることこそが大切なのです。

ご夫婦で一緒に考えたり、子どもに状況を説明したりする際の「見える資料」としても、とても役に立ちます。

ワークショップでは、収支計画書の考え方や取り組み方をわかりやすく整理していきますが、このブログでも一つひとつを丁寧にお伝えしていきますので、ぜひ今後もお読みいただけたら嬉しいです。

次回はいよいよ最終回。全体のまとめと、見える化を通して得られる「人生の安心感」についてご紹介します。どうぞお楽しみに!


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2025年04月19日 14:53

【第8回:未来を描く力――人生100年時代の「未来年表」で希望と行動を手に入れる】

100年ライフ見える化ノート
前回は、老後の「お金の不安」を“見える化”することで、前向きな人生設計が可能になることをご紹介しました。今回は、さらに一歩進めて、「未来年表」を使った人生の可視化、そして“希望を持って行動できる未来設計”の方法についてお話しします。

『私と家族の100年ライフ見える化ノート』には、65歳から90歳、あるいは100歳までの「未来予想年表」を自分で描くページがあります。このワークでは、これから訪れるかもしれない人生のイベント(親の介護、子どもの独立、自分自身の再就職、趣味、旅行、住み替え、終活など)を時系列で整理します。

なぜこの未来年表が重要なのか?
それは、「見える化」することで次のような効果があるからです:

未来に起こるであろうイベントと、それに備えるべきタイミングがはっきりする

イベントごとに必要な準備や手続きを明確にできる

希望するライフイベントを実現可能な目標に落とし込める

例えば、次のような方がいらっしゃいました:
「親の介護や看取り、自宅の処分など一気に押し寄せたら対応できるか不安だったけど、年表にして見たら準備すべき時期が見えてきて、焦りが和らいだ」

また、ある方は年表を作ることで「自分の人生にもまだやりたいことがたくさんある」と気づき、5年後の旅行や、10年後の趣味の再開を目標に掲げたそうです。

このように、未来年表は“終わりの準備”ではなく、“これからを前向きに生きるための設計図”です。

『私と家族の100年ライフ見える化ノート体験ワークショップ』では、未来年表づくりを丁寧にサポートします。書き方に迷う方にも、ファシリテーターが伴走しながら進めるので安心です。

「未来を見える化することで、今の自分にできることが見えてきた」
「夫婦で未来年表をつくって話し合ったら、笑顔が増えた」
そんな声がたくさん届いています。

未来を不安で埋めるのではなく、“自分の未来に期待する”生き方へ。次回は、実際の収支計画書を使った「数字で見る人生設計」についてご紹介します。お楽しみに!

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2025年04月18日 18:14

【第7回:見える化で不安を手放す――老後のお金の悩みと向き合う安心設計術】

100年ライフ見える化ノート
これまでの記事では、生活の困りごとや健康、終活に関する不安を「見える化」する方法をご紹介してきました。第7回となる今回は、多くの方が気にしている「老後のお金」の問題に焦点を当てていきます。

50代・60代になると、ふとした時に不安がよぎるものです。
「年金だけで本当に暮らしていけるのか?」
「親の介護や自分の医療費、いざという時に備えられているだろうか?」
「退職金や貯金、何にどのくらい使っていいのか分からない…」

こうした不安は漠然としているからこそ、心に重くのしかかります。しかし、だからこそ今こそ必要なのが“見える化”です。

『私と家族の100年ライフ見える化ノート』では、以下のような視点でお金の不安を整理できます:

生活費、住居費、医療・介護費、葬儀費用など、老後にかかる主な支出を一覧化

年金・退職金・副収入・資産など、これから得られる収入の見通しを確認

「90歳までの収支計算書」を記入し、どこで不足が出そうかを可視化

ある参加者は、漠然とした不安を抱えていたものの、ノートのワークを通じて「意外と足りそう」「ここを見直せば安心できる」と前向きに捉えられるようになったと話してくれました。さらに、夫婦や子ども世代とお金の話を共有するきっかけになったことで、家族全体の安心にもつながったそうです。

老後資金は、早めに全体像を把握し、対応策を考えておくことが最大の安心材料になります。「考えたくないから後回しに…」ではなく、「今なら対策が打てる」という前向きな選択を、ぜひ一緒に始めてみませんか?

今こそ、自分と家族の“これから”に向き合うタイミングです。

▼ワークショップの詳細はこちらから
https://peatix.com/event/4367496
https://peatix.com/event/4367504

次回は、「未来年表」を使って、人生100年時代を前向きに設計する方法をご紹介します。未来を見える化することで、希望と行動が生まれます。お楽しみに!
 
2025年04月14日 21:19

【第6回:「相続」や「終活」で慌てないために――家族と未来の安心を共有する見える化ノート】

100年ライフ見える化ノート
前回は、「健康・医療・介護」に関する不安の“見える化”についてご紹介しました。今回は、50代・60代の多くの方が気になりながらも後回しにしがちな「終活」や「相続」、「エンディングノートの準備」について掘り下げていきます。

実際にあったケースをご紹介します。

ある女性は、親が突然入院し、そのまま看取りとなった後、遺言もなく、財産の状況も不明だったため、兄弟間でのトラブルに発展しました。「親が元気なうちに話し合っておけば…」という後悔の言葉が今も胸に残っているそうです。

一方で、見える化ノートを活用していた別の家族は、親の意向や財産の情報が整理されていたため、兄弟でスムーズに対応でき、「あのときの準備が本当にありがたかった」と語っています。

『私と家族の100年ライフ見える化ノート』には、以下のような内容を整理できるページが用意されています:

遺言書やエンディングノートの書き方、保管方法

希望する葬儀や供養のスタイル

家系図や相続の希望に関する確認項目

家族・兄弟間で話し合っておくべきポイント

このノートの最大の魅力は、“家族で対話するきっかけ”になることです。普段はなかなか話しづらい相続や終活のことも、ノートを通じてなら自然な流れで話題にできるのです。

実際、体験ワークショップに参加された方からは、
「兄とほとんど連絡を取っていなかったけど、ノートをきっかけに久々に話ができた」
「親の希望を共有できたおかげで、兄弟での関係がよくなった」
といった声が多数届いています。

“終活”とは、死を準備することではなく、残された家族が困らないように、そして自分らしい最期を迎えるための“生きる準備”です。その第一歩として、今から少しずつ「見える化」していくことが大切なのです。

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次回は、「老後の資金」や「お金の不安」を見える化し、安心できる家計の準備についてご紹介します。どうぞお楽しみに!
2025年04月13日 13:28

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