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第5回:役職定年が怖い?──チャンスに変えるセカンドキャリア戦略

読書会(20250726)

「あと数年で役職定年…どうしよう」
「役職が外れたら、自分に何が残るのか不安」

50代半ばを過ぎた頃から、
そんな不安が頭をよぎり始める方も多いのではないでしょうか。

特に、会社人生の多くを管理職として過ごしてきた方にとって、
役職定年は“実質的なリストラ”のように感じられることもあるかもしれません。

ですが今、役職定年後を新しいスタート地点と捉える人たちが増えています。
そして、キャリアコンサルタントという資格が、
そのセカンドキャリアの鍵を握ることもあるのです。


役職定年の「喪失感」の正体

多くの方が役職定年に対して感じる喪失感。
その正体は、「肩書き」や「権限」を失うことにあります。

  • 会議で発言しても以前ほど影響力がない

  • 管理職手当がなくなり、収入が減る

  • 人が自分に指示を仰がなくなる

つまり、「自分の存在価値」が下がったように感じるのです。

でも、それは**“今までの価値観”での見え方**に過ぎません。


「肩書き」から「人生経験」へ価値を移す

ミドルシニア世代がこれからの人生で活躍するには、
**“誰の下で何をやってきたか”よりも、“自分は何を伝えられるか”**が問われます。

そこで力を発揮するのが、キャリアコンサルタントとしての役割。

  • 自分と同じように将来に悩むミドル世代を支援する

  • これまでのマネジメント経験をキャリア教育に活かす

  • 会社に依存せず、自分で選んだ場所で価値を発揮する

こうした活動は、**「人生の棚卸し」と「新しい価値の再定義」**から始まります。


役職定年後の人生に活きる“キャリアコンサルタント”という選択肢

キャリアコンサルタントは、企業の外にいても、個人でも活動できる資格です。

● 自分の経験を“誰かの働き方支援”に変える
● 働きながら副業として、キャリコン活動を始める
● 定年後に自分の知見を地域・学校・中小企業で活かす

会社を離れた後も、**「自分で仕事を作れる力」**は、
これからの人生において非常に強い武器になります。


「今さら無理」ではなく、「今からだからこそ」できる

「もう年だから…」「実績もないし…」
そう思ってしまう気持ちも分かります。

ですが、50代・60代には、

  • 社会人としての積み重ね

  • 多様な人間関係

  • 失敗と成功の両方を知る経験

があります。

これは、若手には決して持てない“人生の厚み”です。
キャリアコンサルタントというフィールドでは、
それが最大の強みになるのです。


まずは、“自分の棚卸し”から始めてみませんか?

キャリコンとして活動を始めるためには、
まず自分のキャリアや人生経験を振り返ることが欠かせません。

それをサポートする場として、
私たちが開催する【ミドルシニア世代キャリコン向け読書会】があります。

📘 イベント詳細はこちら
 

読書会では、

  • 本を通じてキャリア観を深め

  • 対話を通じて気づきを得て

  • 仲間と一緒に“自分のこれから”を考える

そんな機会を提供しています。


おわりに──役職定年は「終わり」ではなく「始まり」

これまでの会社人生が一区切りつく。
それは、新しい人生の物語を自分で描き始めるタイミングです。

役職定年を「不安」にするか「チャンス」にするかは、
あなたの視点と行動しだい。

キャリアコンサルタントという資格は、
その一歩を後押しする“人生の道具”になるかもしれません。

一緒に、自分の価値を見つけ直す時間を持ちませんか?


📖 イベントお申し込みはこちら
👉 ミドルシニア世代キャリコン応援 読書会イベント

2025年06月28日 21:46

第4回:「まだまだ病」に要注意──学び続けてもデビューできないあなたへ

読書会(20250726)
キャリアコンサルタント資格を取得した後、
「まだまだ勉強が足りない」
「もっと経験を積んでからでないと…」
そう思い続けて、いつの間にか“学び”だけに時間を費やしていませんか?

この状態を、私は**「まだまだ病」**と呼んでいます。

「まだまだ病」とは?

「まだまだ病」とは、
知識を身につけることばかりに集中してしまい、行動に移せない状態を指します。

もちろん、キャリアコンサルタントとして学び続ける姿勢は大切です。
ですが、実際に行動を起こさない限り、“知識”は実践の中で磨かれることはありません。

ミドルシニア世代だからこそ陥りやすい

特に50代・60代でキャリアコンサルタント資格を取得した方は、この「まだまだ病」に陥りやすい傾向があります。

若い人よりも慎重に動きたい

失敗をしたくない

「できる人」と思われたい

こうした気持ちは痛いほどわかります。
私自身、初めて相談の現場に立つまでに何年も迷い続けたからこそ、よく分かります。

でも──
“完璧な準備”を待っているうちに、あっという間に時間だけが過ぎてしまうのです。

行動しながら学ぶ、という視点を持つ

「まだまだ病」から抜け出すために大切なのは、学びと実践を同時に進める視点です。

ロープレ練習会に参加して、失敗を糧に学ぶ

小さなボランティア活動に飛び込んでみる

まずは“話を聴かせてほしい”と周りに声をかけてみる(どのように声をかけるのか?まで話法レベルで考えることが非常に重要です。)

実践の中で感じる“戸惑い”こそ、最高の学びの材料です。
机上の勉強だけでは得られない“実践知”が、必ず身につきます。

それでも怖い。だからこそ「安全な場」から始める
「わかってはいるけど、やっぱり怖い」
そんな方にこそ、まずは安全な場で読書会に参加してみることをお勧めします。

私たちが開催する【読書会】は、そんな“安全な場”です。
📘 イベント詳細はこちら


読書会では、

本の学びを起点に、仲間とキャリア観を共有する

失敗も受け入れながら対話を深める

「自分にも話せることがある」と自信を取り戻す

こうしたプロセスを、無理なく体験できます。

おわりに──一歩を踏み出す勇気を応援します
「まだまだ病」に陥る人は、学びに熱心な証拠です。
でもその情熱は、誰かの役に立つことで初めて“本物の力”になります。

まずは動く

失敗しても学ぶ

小さな成功体験を積み重ねる

あなたのその小さな一歩を、私たちは応援します。
読書会は、学びと行動をつなぐ最初のステージ。
一緒に、ここから未来を切り拓いていきませんか?

📖 イベントお申し込みはこちら
👉 ミドルシニア世代キャリコン応援 読書会イベント

2025年06月28日 21:42

「その時」に慌てないために——6月27日開催・札幌終活セミナーで“安心の備え”を考えませんか?

ココナラ ラブポチ
「終活」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

なんだかまだ早い気がする。
自分には関係ないと思っている。
でも、少しだけ気にはなっている——。

そんな方にぜひ知っていただきたいイベントが、2025年6月27日(金)札幌サンプラザで開催されます。

◆ 相談・展示・セミナーが一体になった特別な1日
このイベントは、人生の後半を安心して、そして自分らしく生きていくための「ヒント」が詰まった終活イベントです。
当日は、20を超える専門ブースが出展。相続、介護、住まい、遺品整理、保険、ペット、仏花、スマホ相談まで…幅広いテーマを一日で“無料”で相談できる貴重な機会です。

また、終活に役立つ情報を得られる**無料セミナー(予約不要)**も午前・午後にわたって開催され、1講座30分ほどで気軽に参加できます。

◆ 私も登壇します:14:00〜「ペット信託」セミナー
当日は、私も午後のセミナーに登壇させていただきます。

🕑 14:00~14:30
🎤 テーマ:『お別れのあとも、この子を守りたい「ペット信託」』

高齢化が進む今、ひとり暮らしの高齢者や、夫婦二人だけの世帯でペットを飼っている方が増えています。

「自分にもしものことがあったら、この子はどうなるのだろう?」
「子どもが遠方にいて、ペットを引き取れないかもしれない…」

こうした不安に向き合い、**“今からできる備え”**として注目されているのが「ペット信託」です。

セミナーでは、以下のような内容をお話しする予定です:

なぜ今、ペットの将来を考える必要があるのか

日本の相続法では、ペットは“モノ”とされるという現実

ペット遺言・家族信託・ラブポチ信託の違いと活用法

「愛するペットを最後まで守るために必要なこと」

具体的で分かりやすく、初めての方にも安心して聞いていただける内容です。
もしペットを飼っている、または飼いたいと考えている方がいれば、きっとお役に立てるはずです。

◆ どなたでも、お気軽にご参加ください
このイベントは、入場無料・予約不要・出入り自由です。

ご家族と、ご友人と、おひとりでも。
気になるブースだけ見て、セミナーだけ聞いて帰るのも大歓迎です。

「何か始めなければ…」
「でも何から始めていいのか分からない」

——そんなあなたにとっての“第一歩”になるかもしれません。

◆ イベント詳細
📅 日時:2025年6月27日(金)11:00〜16:00
📍 会場:札幌サンプラザ(札幌市北区北24条西5丁目1-1)
💰 入場無料・予約不要

あなたと、あなたの大切な“家族”の未来を守るために。
ぜひ、お気軽に足をお運びください。
宜しくお願いします。504344148_9882498881827277_4092121407300137693_n
 
2025年06月24日 13:48

第1回 「“うちは大丈夫”は危険!?経営者の思い込みが招く介護離職リスク」

介護クライシスの衝撃
「うちは社員同士の距離が近いから、誰かが困っていれば分かるはず」
「幹部社員が突然辞めるなんて、うちには関係ない」


――そんなふうに考えている経営者の方、いらっしゃいませんか?

しかし実際には、社員が「親の介護」で静かに職場を去っている現実があります。
それも、事前に会社へ相談することなく。

■ なぜ、経営者は「うちは大丈夫」と思い込んでしまうのか?
その背景には、いくつかの“思い込み”が潜んでいます。

幹部社員は責任感が強く、辞めないはず

介護は家族で何とかするもので、会社に持ち込まないだろう

制度は整備してあるから使えるはず

介護離職は大企業の話。中小企業ではまだ少ない


これらはいずれも、データによって否定されています。

■ 介護離職は「静かに」「急に」起こる
ある調査では、介護離職をした人の半数以上が、制度(介護休暇・介護休業)を一切利用せずに辞めていることが分かっています。
社員が何も言わず、有給休暇で何とかしながら限界まで我慢し、
「これ以上は無理」となったときに、突然退職届を出す――それが典型的な介護離職の形です。

そしてそれは、規模にかかわらず、どの企業でも起こり得る問題です。

🔹 過去1年間に「介護離職があった」と答えた企業:7.3%
🔹「今後、介護離職が増える」と考える企業:71.2%
※経済産業省「仕事と介護の両立支援に関する実態調査」より

この数字を見て、「自分の会社も例外ではないかも…」と感じられた方も多いのではないでしょうか。

■ 思い込みからの脱却が第一歩
介護離職防止の第一歩は、「自社には関係ない」という思い込みを捨て、実態を把握することです。
なぜなら、社員本人が「会社に迷惑をかけたくない」と隠していることが多いからです。
ヒアリングや匿名アンケートなどで、社員の実情を丁寧に拾っていくことが必要です。

💡まとめ
介護離職は、予兆なく“静かに”訪れます。
そしてそれは、経営者の見えないところで進行しているのです。

「うちは大丈夫」という“感覚”ではなく、データと対話で向き合うこと。
それが、会社の未来と大切な社員を守る第一歩になります。

📩 無料個別相談受付中
「自社の介護離職リスクを可視化してみたい」
「まずは何から始めればいいのか相談したい」

という方は、こちらのページからお気軽にご相談ください▼
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2025年06月19日 18:59

【第3回】準備なしで迎えた“最期”の後悔

100年ライフ見える化ノート2
~介護準備・終活を先延ばしにした家族のリアルな声~

「お父さん、こんなこと望んでたのかな…?」

病室の片隅で、うつむきながらそうつぶやいた女性がいました。

Yさん(56歳)

ある日突然、お父様が心筋梗塞で倒れ、意識の戻らぬまま亡くなってしまったそうです。

そしてその後、家族には次々と“判断”がのしかかってきました。

■ 終活をしていなかったことで起きたこと

1.延命治療を続けるかどうか、家族で意見が割れた

2.どんな葬儀を望んでいたかが分からず、親戚の言葉に振り回された

3.保険や預貯金の情報が整理されておらず、手続きに数ヶ月かかった

4.遺言がなく、兄弟間で遺産分割でもめそうになった

Yさんはこう語っていました。

「元気なころに、“まだ早いよ”と笑っていた自分が、今は悔しくてたまりません」

「私たち家族は、亡くなった父の本当の想いを、何一つ知らなかったんです」

■ 後悔の多くは、“準備不足”から生まれる

死別は誰にとっても悲しく、つらい出来事です。

ですが、その悲しみの中に、

「自分がもっと準備しておけばよかった」という後悔が混じると、

その苦しみは何倍にもなります。

「もっと話を聞いておけばよかった」

「延命治療のこと、聞いておくべきだった」


「財産のこと、きちんとまとめてくれていたら…」

これらの声は、決して少なくありません。

■ 本人にとっても“望まぬ最期”だったかもしれない

準備がされていないことで苦しむのは、家族だけではありません。

本人も、知らないうちに「望まぬ最期」を迎えてしまっているかもしれません。

本当は自宅で静かに最期を迎えたかった

本当は延命治療は望んでいなかった

本当は家族葬で十分だったのに、盛大な葬儀になってしまった

もし、そうした本人の想いをエンディングノートなどで事前に共有できていたら——。

最期の時間は、もっと穏やかで、納得のいくものになっていたかもしれません。

そしてエンディングノートの一歩手前のツール、介護準備や終活を考える最初の一歩になるツールが「私と家族の100年ライフ見える化ノート」です。

■ 終活は「死の準備」ではない

誤解されがちですが、終活とは「死ぬための準備」ではなく、「自分らしく人生を終えるための、家族への思いやり」です。

自分の希望を伝え、残される家族の混乱や負担を減らす。

そのプロセスは、結果的に今を安心して生きる力にもなります。

■ あなたの家族に、同じ後悔をさせないために

もし、まだ何も始めていないのであれば、今がベストタイミングです。

「まだ元気だから…」という今こそ、ゆっくりと準備ができるチャンスなのです。

始めるのに完璧な形はいりません。

まずは一言、「ちょっと聞いてほしい話があるんだけど」と、家族に声をかけてみることから。

一歩踏み出せば、不思議と次の行動が見えてきます。

最後までお読みいただき有難うございます。

記事を最後までお読みいただいた方への特典として、「介護準備・終活セルフチェックシート PDF版」を無料進呈中です。

ご希望の方は、こちらから
🌸介護準備・終活セルフチェックシートお申込み🌸

https://career-life.org/contact.html

🌸ワークショップのご案内🌸

「親に何を聞けばいいの?」

「自分の希望って、どう伝えればいいの?」

そんな疑問を一緒に解決していく【私と家族の100年ライフ見える化ノート 体験ワークショップ】の参加者を募集中です。

実例を交えながら、あなたのペースで終活を始められる内容になっています。

これからの人生を、後悔ではなく“安心”で包むために。

まずはお気軽にご参加ください。

▼詳細・お申込みはこちら
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https://peatix.com/event/4367496

https://peatix.com/event/4367504


















 
2025年05月25日 10:23

【第2回】まずは人生の棚卸しを──過去を振り返り、未来へのヒントを見つける

100年ライフ見える化ノート2
「老後のことを考えよう」と思っても、いざ何から始めればいいのかわからない…。そんなとき、最初のステップとしておすすめなのが**「人生の棚卸し」**です。

■ 過去を振り返ることは、未来を整えること

私たちは日々を忙しく過ごす中で、自分のことをゆっくり見つめ直す機会を持てずにいます。けれども、今まで歩んできた人生の中には、これからの未来をつくるヒントがたくさん隠されています。

どんな時に一番うれしかったのか?

どんな仕事や人間関係が自分にとって心地よかったのか?

本当は何を大切にしてきたのか?

こうした問いに答えていくことで、これからの人生で「本当にやりたいこと」や「大切にしたい価値観」が浮かび上がってきます。

■ 書き出すことで“見えてくる”自分

『私と家族の100年ライフ見える化ノート』では、人生の振り返りを促すページが多く用意されています。

人生観・信念・価値観の整理

家族・仕事・健康に対する想いの確認

これからやってみたいことのリストアップ

たとえば、「私にとっての幸福とは?」という質問には、✓ 健康であること✓ 家族愛に満ちていること✓ 心穏やかに過ごすことなどの選択肢が並びます。

チェックを入れていくだけで、自然と自分の大切なことが見えてきます。

■ 「自分らしく生きる」を取り戻すために

ある60代の男性は、定年後に漠然とした不安を感じていました。しかし、人生の棚卸しを通じて、「若いころに打ち込んだギターをまたやってみたい」と気づき、週1回の音楽サークルに通うようになりました。

「自分はもう役割を終えた人間だ」と思っていたのが、「まだまだやりたいことがある人間なんだ」と気づいた瞬間だったといいます。

人生の後半戦は、“始まり”でもあるのです。

■ 次回予告次回は「やりたいこと・実現したいこと」をテーマに、夢や希望を見つけて行動につなげる方法をお届けします。

▼あなたも“自分を見つめる時間”を持ってみませんか?ワークシートに沿って進めるグループワークや、ゆっくり話せる個別無料相談を活用して、あなたの「これから」を一緒に描いてみましょう。

🔻体験ワークショップのお申込みはこちらから
https://coconala.com/services/3262958
https://peatix.com/event/4367496
https://peatix.com/event/4367504


🔻個別無料相談のお申込みはこちらから
https://career-life.org/contact.html
2025年05月20日 12:49

第2回 終活が進まないのは“あなたのせい”じゃない

100年ライフ見える化ノート2

~「まだ早い」「時間がない」を乗り越える3つのヒント~

「終活って大事そうだし、いずれは…と思ってるんですけど」「なんとなく、やらなきゃなって思ってはいるんですよ」

シニアライフ相談サロンにいらっしゃる多くの方が、こうおっしゃいます。でも実際には、ほとんどの方が何も始められていないのが現状です。

終活をテーマにした講演会でも、「聞いてよかったです!」という声のあとに続くのは、「でも、何から手をつけたらいいかわからなくて…」というつぶやき。

実はこの「終活が進まない」状態には、誰もがハマる3つの共通パターンがあります。

■ 終活が進まない“3つの落とし穴”

「まだ早い」と思ってしまう「元気だし、まだ60代だし、終活なんて縁起でもない」これは、多くの方が持つ誤解です。

でも実際には、終活を早く始めた人ほど、ゆっくり・じっくり・納得のいく準備ができています。
逆に病気や事故で急に準備せざるを得なくなった人は、「もっと早くやっておけばよかった…」と必ず後悔しています。

終活とは「人生を閉じる準備」ではなく、「これからをより良く生きるための整理整頓」なのです。

2.「時間がない」と感じる働きながらの生活、家事、親の心配、自分の健康管理…。現役世代の50代・60代は本当に忙しい。

ですが、1日10分でも構わないのです。たとえば、エンディングノートの表紙に名前を書くだけでも、立派な一歩です。
時間がないからできないのではなく、「完璧にやろう」としてしまうから進まない。小さく、気軽に、始めましょう。

3.「1人で考えるのが不安」終活のテーマはお金、相続、介護、医療、葬儀など多岐にわたります。自分の人生を見つめ直す作業でもあるため、ときには気持ちが沈んだり、迷いが生じたりもします。

そんな時、誰かと一緒に話すだけで不安が軽くなることがあります。
私のワークショップでも、「人と話して初めて、自分の考えが見えてきた」という声をよくいただきます。

■ 今日からできる!終活を進める3ステップ終活が進まないときは、以下の3つを試してみてください。

STEP1:やりたいことを3つだけ書き出す例:「エンディングノートを書く」「自宅の書類を整理」「子どもに想いを伝える」

STEP2:1つの行動を10分で区切る「今日はノートの目次だけ見る」「保険証券を1枚出してみる」など、超小さく。

STEP3:誰かに話してみる家族でも、友人でも、専門家でも構いません。「終活って何から始めた?」と気軽に尋ねてみることが、次の行動に繋がります。

■ それでも動けないあなたへあなたが悪いわけではありません。
誰だって「終わり」を直視するのは勇気がいることです。

でも、今動き出した人から、人生の安心が手に入っていくのです。

終活は、“万一のときの備え”であると同時に、“今をもっと心穏やかに生きるための時間”でもあります。

「何から始めればいいのか分からない」
「終活ってひとりでやるにはハードルが高い」

そんな方のために「終活」への最初の1歩となる
【「私と家族の100に年ライフ見える化ノート」 体験ワークショップ】をご用意しています。

まずはご自身の価値観や想いを見える化し、親との話し方、兄弟との話し方、そして介護の備えまで、
“今、できること”を一緒に見つけていきませんか?

まずは一歩、軽やかに踏み出してみましょう。

体験ワークショップの詳細・お申込み

https://coconala.com/services/3262958

https://peatix.com/event/4367496
https://peatix.com/event/4367496


無料相談のご予約

https://career-life.org/contact.html

2025年05月17日 20:57

第3回:実践の場がない?──経験ゼロから始めるミドルシニアキャリコンの“動き方”

読書会

キャリアコンサルタント資格を取得したものの、「現場がない」「実務経験が積めない」と感じている方は少なくありません。

特に、50代・60代でキャリアチェンジに挑戦したミドルシニア世代の方は、
「資格を取ったはいいけど、動き出し方がわからない」という声をよく聞きます。

ですが実は、実践の場は“待つもの”ではなく、“自らつくるもの”
今回は、経験ゼロからでも始められる“動き方”と、初期の相談経験を得るための言葉がけの工夫についてお伝えします。


経験がないから動けない?その思い込みを疑おう

よくある悩みのひとつが、
「実務経験がないから求人に応募できない」
「現場に出るには、もっと勉強してから…」
という“待ちの姿勢”です。

ですが、これは“まだまだ病”の一種。
【完璧にならないと始めてはいけない】という思い込みが、チャンスを遠ざけてしまっているかもしれません。

最初の一歩は、“準備万端”でなくても構いません。


むしろ、小さな実践を積み重ねながらスキルと自信を育てていくことこそ、王道です。


実践のチャンスは、すでに身のまわりにある

それでは、どのように“最初の実践”を始めればいいのでしょうか?
以下に、ミドルシニア世代におすすめの「5つのステップ」をご紹介します。


✅ 実践力を育てる5つのステップ

1. 仲間とロールプレイ練習会を開く

気軽に声をかけ合って「ミニ練習会」を開くのも有効です。
ロープレのテーマは、「転職」「育児との両立」「退職後の不安」など、
自分たちの等身大の話題で構いません。

2. 家族・友人・知人に“話を聞かせてもらう”

「キャリアコンサルタントとして練習させて」ではなく、
こんな声かけに変えてみましょう:

「今のお仕事のやり方や、これまでどんな変化があったか、聞かせてもらえない?」

「仕事や働き方について、振り返る機会になったらいいなと思って」

あくまで**「相手の話をじっくり聞く」**というスタンスを持つことで、無理なく面談の経験を積むことができます。


終わった後、「すごく話しやすかった」「自分のことを振り返る機会になった」と
感謝されるケースも少なくありません。

3. キャリコンのイベント・講座に積極参加する

現場で活躍しているキャリアコンサルタントの実例を知ることも、モチベーションや学びにつながります。

・無料セミナーや講演会で現場の声を聞く

・オンライン講座でケース検討やロープレを体験する

・講座内で知り合った仲間と面談練習を約束する

まずは**“知る・つながる”ことから、実践の扉が開きます。**

4. 地域のボランティアやNPOで活動する

地域の子育て支援センター、就労支援団体、キャリア教育NPOなどでは、キャリコン資格を持つ人材が求められていることもあります。

「有償」でなくても、「リアルな支援の空気に触れる」こと自体が財産。
実務経験を語れる“実践場面”を得る第一歩になります。

5. SNSやブログで情報発信してみる

自分のキャリア観や支援したいテーマについて発信することで、「話を聞いてもらえませんか?」という相談が舞い込むこともあります。

発信に抵抗がある方も、「○○の話を聞かせてください」と呼びかけるだけでもOK。
相手からの声がけを生み出す“きっかけ”になります。


最初の相談体験が、すべてを変える

「本当にできるのか」「うまく聴けるか不安」──
そんな思いで迎えた“初めての面談”。
実際にやってみると、多くの方がこう口を揃えます:

「思っていたより自然に会話できた」

「話を聴くこと自体が、相手にとって意味のある時間になると感じた」

たった1件でも面談を終えると、
「やってみて良かった」という実感が、自信と次の行動につながります。


自分の“実践の種”を見つける読書会へ

「それでもまだ、自分に何ができるのかが分からない…」
そんな方にぴったりの場が、今回の【読書会イベント】です。

📘 イベント詳細はこちら
👉 https://peatix.com/event/4397798

読書会では、

・自分のキャリア経験の棚卸し

・支援できる対象やテーマの発見

・仲間とつながり、実践の種を見つける対話

を通じて、動き出すきっかけが得られます。


おわりに──実践は、「資格」ではなく「行動」が育てる

「経験がないから、まだ名乗れない」──そう感じている方へ。
 

キャリアコンサルタントとしての第一歩は、
名乗ることではなく、“誰かの話をじっくり聴く”ことかもしれません。

そして、その誰かは、もしかしたら“動き出せない自分自身”かもしれません。

ぜひ、あなたの一歩を応援するこの読書会から、実践の物語を始めてみませんか?


📖 イベントお申込みはこちら
👉 https://peatix.com/event/4397798

2025年05月10日 12:06

【第1回】 人生100年時代、本当に「備え」はできていますか?

100年ライフ見える化ノート2
「人生100年時代」と言われるようになって久しいですが、実際にその長い人生をどう過ごすか、明確なビジョンを持っている方は、まだまだ少ないのが現実です。

50代・60代の方とお話をしていると、よくこんな声を聞きます。

「うちはまだ親も元気だから大丈夫」
「自分も元気だし、まだ先のことだと思ってる」
「何かしなきゃとは思ってるんだけど…」

こうした“なんとなくの安心”は、ある日突然崩れます。
転倒、脳梗塞、心筋梗塞、認知症――。
高齢の親に、ある日突然介護が必要になる。

そのときになってから、あわてて情報を集め、兄弟や家族とバタバタと話し合い、
「もっと早く準備しておけばよかった」と深く後悔するのです。

■ 約8割の人が人生の最期に「後悔の言葉」を口にしている
一般社団法人シニアライフサポート協会の調査によれば、
終末期に立ち会った家族のうち約8割が、本人から「後悔の言葉」を聞いたと答えています。

「やりたいことを、やっておけばよかった」

「もっと家族との時間を大事にすればよかった」

「自分がどうしてほしいか、ちゃんと伝えておけばよかった」

これらの言葉に共通するのは、“準備不足”と“対話不足”。

特に今の50代・60代は、親世代の介護と自分自身の老後を同時に考えなければいけない「ダブルケア世代」。
さらに自分の子どもたちにも負担をかけない準備を進める必要がある、“家族の節目”を迎えるタイミングでもあるのです。

■ 「何から始めればいいの?」という方へ
漠然とした不安があっても、何をどう準備すればいいかわからない。
そんなときこそ、「見える化」することが第一歩です。

自分は何に不安を感じているのか?

親に万が一があったとき、誰が何をするのか?

自分が最期にどんな人生だったと感じたいのか?

これらを**“書き出して、見える形にする”**ことが、未来の安心と自信につながります。

■ 次回予告
次回は「人生の棚卸し」をテーマに、自分らしい生き方の再発見と、老後準備のヒントをお届けします。

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介護や終活のことを誰かに相談してみたい、そんな方には
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Peatixイベント
https://peatix.com/event/4367496
https://peatix.com/event/4367504

無料個別相談のご予約:
https://www.jicoo.com/t/wpnyycSqRGWX/e/AGQxYfhc
2025年05月07日 12:16

第2回:資格を取っても書類選考に落ちる理由──ミドルシニアの壁と突破口

読書会
「履歴書を出しても、まったく連絡が来ない」
「せっかくキャリアコンサルタント資格を取ったのに、応募しても採用されない」
──そんな声を、私はこれまで数えきれないほど聞いてきました。

特に、50代・60代で資格を取ったミドルシニア世代に多く見られる悩みです。

ですが、それは決して“あなたの能力不足”ではありません。
書類選考に落ちる本当の理由を、冷静に整理し、突破口を探ることで、
ミドル世代ならではのキャリア戦略はきっと見えてきます。

ミドルシニア世代が書類選考に通らない「3つの理由」
「実務経験」の壁
多くの求人票には「キャリア支援経験〇年以上」などの条件が並んでいます。ミドルシニアが資格取得後すぐに応募しても、「経験がない」と判断されてしまい、門前払いになってしまうケースがほとんどです。

「年齢」の壁?──実は“応募分野のミスマッチ”かもしれない
一見「年齢のせいで落とされた」と思いがちですが、実は多くの場合、問題は**年齢そのものではなく「応募先との不一致」**にあります。

たとえば──
ミドルシニア世代のキャリアコンサルタントが、大学のキャリアセンターや若者支援の現場(ジョブカフェなど)に応募した場合、その支援対象(学生・20代、30代、40代の相談者)と応募者自身の経験が“かみ合わない”と
判断されることがあるのです。

つまり、評価されない理由は、あなたの年齢ではなく、求められている支援分野とのミスマッチ。

これを理解せずに「とにかく応募すればどこかに通るだろう」と思ってしまうと、空振りが続き、自信を失う結果になりかねません。

「応募書類」の“ズレ”
実は、履歴書や職務経歴書で自分の強みを十分に伝えられていないケースも多く見受けられます。
特にミドル世代は、「職歴の羅列」や「役職の高さ」にばかり意識が向き、“応募先が求めていること”とのズレが生じていることも少なくありません。

求人に落ちるのは、「あなた」ではなく「戦略」が悪いだけ
ミドルシニア世代の強みは、経験と人生の深みです。
ところが、それを「相手が欲しがる形で伝える技術」が不足していると、
せっかくの強みが“伝わらない”まま、チャンスを逃してしまいます。

つまり、問題は「中身」よりも「見せ方」
戦略を間違えれば、いくら素晴らしい経験も、評価されることはありません。

ミドルシニア世代の“突破口”は「応募」ではなく「創出」にある
実は今、ミドルシニア世代のキャリコンが、
“正社員として企業に採用される”というルートだけではなく、新しいキャリアの形を自ら創り出しているケースが増えてきています。

たとえば──

地域のNPOや行政との連携でキャリア支援活動をスタート

元の職場・知人を通じて講師や相談員として登壇

副業・個人事業主としてパラレルに活動を始める

最初から“完璧な就職先”を探すよりも、「小さな実践の場」を自ら作ることが、ミドル世代にとっての突破口なのです。

その第一歩が「読書会」──仲間と共に未来を描く時間
「自分に何ができるのか、まだわからない」
「何から始めていいか、整理がつかない」

そう感じている方にこそ、ぜひ参加していただきたいのが、
【ミドルシニア世代キャリアコンサルタント向け 読書会イベント】です。

📖 イベントページはこちら
👉https://peatix.com/event/4397798

この読書会では、
「人生後半の働き方戦略」について考えながら、あなたのキャリアを“見える化”し、一緒に突破口を見つけるサポートをしていきます。

応募ではなく、場を創るという発想の転換

自分の強みの見つけ方

伝えるための言語化トレーニング

こうしたヒントを、仲間と対話することで得られる読書会です。

おわりに──評価されないのは、「あなたのせい」ではない
書類選考に通らない理由は、あなたがダメだからではありません。

ただ「見せ方」「伝え方」「戦略」が合っていないだけ。

ミドルシニア世代に必要なのは、
「できない自分」「実務経験がないこと」に視点を向けるのではなく、
「できる自分」「ありたい自分」を再定義する視点なのです。

ぜひ、その第一歩を一緒に踏み出しませんか?

📖 イベント詳細・お申し込みはこちら
👉https://peatix.com/event/4397798

小さな一歩が、未来を大きく変えます。
イベント当日、皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。

宜しくお願いします。
2025年05月06日 19:43

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