あなたの仕事・生活・介護の両立を支援します|キャリア&ライフプラントータルサポート|さいたま市

「介護の悩みを安心に」仕事や生活と介護の両立を支える専門サービス

ホームブログ2025年 ≫ 11月 ≫

2025年11月の記事:ブログ
Blogs

地獄の沙汰も金次第! 第8話 「私がやるしかない…」 “介護離職” という名の、緩やかな自己崩壊リスク

20250706105815_upload_105815

「お母様、来週退院です」

第7話で突きつけられた、あの非情な「退院圧力」。

あなたは、パニックの中で必死にリハビリ病院や介護施設を探しました。

しかし、どこも「満床」か、入居一時金で数百万円を要求されるかのどちらか...。

第1話で警告した「資産凍結」が、ここでも重くのしかかります。
親の口座にいくらお金があっても、今すぐには引き出せないのです。
※事前に指定代理人になっておくことなどで、この事態を回避することができます。

タイムリミットが迫る中、あなたは「決断」をします。
いや、「決断」というより、「降伏」に近い選択です。

「...私が、家でみます」

ソーシャルワーカーの「あとは、よろしくお願いします」という言葉を背に、あなたは、まだ万全とは言えない親を車椅子に乗せ、自宅へと連れて帰ります。 「なんとかなるはずだ」と自分に言い聞かせながら。

しかし、それこそが、あなたのキャリア、あなたの貯金、あなたの人生そのものが、ゆっくりと崩壊していく「介護離職」という名の、最も出口のない地獄の始まりだったのです。

なぜ「在宅介護」は、人を壊すのか?
 

最初の数日は、まだよかったのです。
ケアマネジャーが家に来て、介護ベッドが搬入され、週に数回のデイサービスも決まりました。
「これなら、仕事と両立できるかもしれない」...。

そんな淡い期待は、すぐに打ち砕かれます。


1. 「24時間」という名の拷問
親は、夜中に何度もあなたを呼びます。

「トイレだ」
「水が飲みたい」
「眠れない」


寝不足でフラフラのまま、あなたは朝を迎えます。
親の食事を作り、薬を飲ませ、デイサービスに送り出す。

その間、親は「なぜ、こんなことをしなきゃいけないんだ」と不機嫌に当たり散らします。


2. 「仕事中」に鳴り響く、悪魔の着信音
なんとか会社に出勤しても、今度はスマホが鳴り止みません。

「(親から)今すぐ帰ってきてくれ」
「(デイサービスから)お母様が興奮されて、他の方に暴力を...。」


大事な会議の最中、上司の冷たい視線を感じながら、あなたは「すみません、早退します」と頭を下げるしかありません。


3. 誰も助けてくれない「ワンオペ地獄」
第2話で登場した「相続争い」の火種が、ここでも燃え上がります。

「こっちは仕事があるから無理」
「お前が家にいるんだから、やって当たり前だろ」


兄弟は金を出すどころか、口だけ出してきます。

あなたは、たった一人で、排泄物の処理と、兄弟からの罵倒と、会社での罪悪感を、すべて引き受けることになるのです。

「介護離職」の選択は慎重に


そして、その日は来ます。

度重なる遅刻や早退で、あなたの社内での居場所はすでになく、昇進の道も閉ざされました。

「これ以上、会社に迷惑はかけられない...。」
「親を見捨てたと、後悔したくない...」


あなたが震える手で「退職届」を提出した日、あなたは「親孝行な子供」になれるかもしれません。

しかし同時に、あなたは自分自身のリスクを背負い込むことになるのです。

  • キャリアの断絶
    50代での「介護離職」。
    介護が終わる10年後。あなたを雇ってくれる会社を探すのは、困難になる可能性があります。

  • 経済的破綻
    あなたの収入はゼロになります。
    親の年金と、自分の貯金を切り崩す生活。それは、あなた自身の老後資金を、今、前倒しで食いつぶしていることに他なりません。

  • 社会的孤立
    仕事を失い、社会との繋がりを失ったあなたは、家と親の世話だけが世界の全てになります。

そう。
「介護離職」とは、親と子が二人で沈んでいく、共倒れの危険性の高い道なのです。


この連鎖を断ち切るために

この最悪のシナリオは、「真面目で、責任感が強い人」ほど陥るワナです。 根本にある問題は、第4話で指摘した「不都合な10年間」に対する未来設計図の不在です。

  • 倒れた後、誰が、どこで、どうやって介護するのか。

  • その費用は、誰が、どうやって捻出するのか。

  • 仕事と介護を、どうやって両立させるのか。

これらの問いに、親が元気なうちに、家族全員で向き合ってこなかった「ツケ」が、今、「介護離職」という最悪の形であなたに襲いかかっているのです。

では、どうすればよかったのか?

その答えの1つ目が、「私と家族の100年ライフ見える化ノート 体験ワークショップ」です 。
これは、来るべき危機を「自分ごと」としてシミュレーションし、具体的な計画に落とし込むための「人生の防災訓練」 。
倒れた後のリハビリ先、住まい、お金の管理、そして「誰が介護するのか」という最も重要な問題を、家族が冷静に話し合うための最強のツールです 。

 

※この記事の解説動画はこちらから
 
▼「私がやるしかない」という呪縛から逃れ、未来の安心を手に入れる
 私と家族の100年ライフ見える化ノート 体験ワークショップ

 11月28日(金)20:00~22:00
 
https://100life3.peatix.com/


そして、その答えの2つ目が早めに他者に相談することです。
▼介護のお悩み、介護と仕事の両立のお悩みお聞きします
 https://coconala.com/services/3304062

まとめと「今日の小さな一歩」

「介護離職」は、美しい自己犠牲ではありません。
それは、あなた自身の人生を放棄する、最も悲しい選択です。
あなたが倒れてしまっては、元も子もありません。あなたが自分自身の人生を守ることこそが、結果的に親を守ることにつながるのです。

今日の小さな一歩:あなたの会社の「介護休暇・休業制度」の規定を、こっそり確認してみる。

「最大何日まで休めるか?」
「その間の給与は?」
「取得条件は?」

おそらく、その日数のあまりの少なさと、給与の低さに、愕然とするはずです。それが、会社も国も「あなたの人生」までは守ってくれない、という冷厳な現実なのです。
※事前に対策を練ることで、この厳しい現実を乗り越えられます。

 

2025年11月07日 13:19

あんなに優しかった母が…」別人のようになった親と向き合うヒントを『鬼滅の刃』に見た日

日付なしオンラインサロン説明会

認知症や病の影響で、あんなに穏やかで優しかった親が、まるで別人のようになってしまう。

暴言を吐かれたり、理不尽な要求を繰り返されたり、こちらの言うことをまったく聞いてくれなかったり。...。


頭では「病気のせいだ」と分かろうとします。 分かろうとするのに、心は追いつかない。

 

「どうして分かってくれないの!」と声を荒らげてしまい、 「ああ、またイライラしてしまった」と深く落ち込む。

日に日にすり減っていく心と、増えていく自己嫌悪。

 

この「変わり果てた(ように見える)親との向き合い方」こそ、介護における最も深く、重い苦しみの一つではないでしょうか?

 

先日、ちょうどこの「理解し難い存在とどう向き合うか」というテーマで、非常に示唆に富む記事を読みました。

 

作家の佐藤優氏が、「定年後の家族との向き合い方」について語った記事です。

▼定年後の家族との向き合い方がわからない…そう悩む人に佐藤優が「鬼滅の刃が参考になる」と話すワケ
https://president.jp/articles/-/104220

 

この記事を読んで、私はハッとさせられました。
これは、そのまま「介護者と親との関係」にも当てはまる、と。

 

佐藤氏の記事によれば、『鬼滅の刃』の主人公・炭治郎は、人を喰らう「鬼」と対峙するとき、彼らを単なる「悪」として切り捨てない。
鬼が、かつては自分たちと同じ「人間」であり、悲しい過去や苦しみを抱えて鬼に変容してしまった存在であることを理解しようと努める、というのです。

 

介護に置き換えてみましょう。 目の前で理不尽に見える言動を繰り返す親も、かつては私たちを愛してくれた親であり、今まさに病気や老いという「鬼」と戦い、不安や混乱の中にいる「一人の人間」なのだと想像すること。

 

……しかし。 しかし、です。

 

そんな聖人のような境地に、私たちはたった一人でなれるでしょうか?
少なくとも、私には無理でした。

 

この記事を読みながら、私は一つの決定的な事実を思い出して、震えました。

炭治郎は、一人ではなかった、と。

 

彼には、同じ痛みを分かり合い、背中を預けられる仲間(善逸や伊之助、そして鬼殺隊の柱たち)がいました。

仲間がいたからこそ、絶望的な戦いの中でも心折れずに前に進めたのです。

 

この記事を読んだことで、私は「介護者相互支援&相談コミュニティ(オンラインサロン)」の必要性を、改めて心の底から再認識しました。
https://www.fra-sco.co.jp/forum/salon/259

 

私たち介護者も、まったく同じです。
一人で「変わってしまった親」のすべてを受け止め、その悲しみにまで寄り添おうとすれば、間違いなく心が壊れてしまいます。
あまりにも重すぎる。

 

だからこそ、仲間が必要なのです。

「今日の親のこの言動、どう思う?」
「分かる!うちもそれで悩んでる」
「そういう時は、こうしてみたら少し楽になったよ」

 

そんな風に、同じ痛みを知る仲間と語り合い、支え合う場所。 あなたの戦いを「一人」から「チーム」に変える場所。

 

私が運営している「介護者相互支援&C&相談コミュニティ」は、まさにそのために生まれました。

私のつらい介護経験から、「孤独になってはいけない」という切実な想いで作った場所です。

 

あなたの苦しみを、どうか一人で背負い続けないでください。
このコミュニティが、あなたの苦しみを和らげる一助になるかもしれません。
 

まずは一度、私たちがどんな仲間と、どんな話をしているのか、無料の説明会(お茶会)を覗きに来てみませんか?

▼オンラインサロン無料説明会の詳細はこちら
11月26日(水)20:00-21:30
https://kaigosalon2.peatix.com/

2025年11月05日 19:25

「在宅?それとも施設?」介護計画の"迷い"こそが、お金の不安の本当の正体

60代で後悔しないための介護準備・終活実践塾

「親の介護に、結局いくらかかるんだろう...。」


この漠然とした「お金の不安」が、介護準備や終活への第一歩を重くさせている最大の原因です。

しかし、なぜ私たちは、その「いくら必要か」が、いつまでたってもわからないのでしょうか?

それは、お金の計算をする「手前の段階」、すなわち「家族内での介護計画」で立ち止まってしまっているからです。

  • そもそも「在宅介護」にするのか?「施設介護」にするのか?

  • 施設にする場合、どの施設(特養?有料老人ホーム?)を選ぶべきか?

  • 在宅なら、リフォームや訪問サービスの費用は? 施設なら、入居金や月額費用は?

  • 親子間、兄弟間での話し合いが行われているのか?

このように、肝心の「どのような流れで、どのような介護を望むのか」という介護計画が明確になっていない。 だからこそ、お金の流れ(キャッシュフロー)が明確にならず、具体的な資金計画を立てることもできないのです。
 

計画がないから、試算もできない。 試算ができないから、不安だけが募り、結局「何から手をつけていいかわからない」と、すべてが「後手後手」になってしまう。
これこそが、多くの方が介護準備や終活から目をそむけてしまう、本当のメカニズムです。

 

この悪循環を断ち切るには、どうすればいいのでしょうか。

必要なのは、この「介護計画」と「資金計画」を、専門家のサポートを受けながら同時に、そして具体的に描き出し、親御さんが元気なうちに、家族内での話し合いを始めることです。すことです。
※兄弟間で親御さんの延命治療方針について話し合い、決定しておくことも非常に重要です。

 

「55歳からの介護・終活実践塾」では、まさにこの核心的な課題に取り組みます。 4ヶ月のプログラムの3ヶ月目には、「家計と将来資金の計画・エンディングノート作成」や「介護・終活の具体的アクションプラン策定」といった講義が用意されています。
 

ここでは、AFP(FP)の資格も持つ講師が、あなたご家族の状況や希望をお伺いしながら、「在宅vs施設」の費用シミュレーションも含め、最適な「介護計画」と、それに紐づく「資金計画(家計将来表)」の作成をサポートします 。
 

「わからない」から「決めて、備える」へ。 まずは90分の無料説明会で、あなたの不安の正体を解き明かし、安心に変える道筋を見つけに来てください。
 

▼90分無料説明会へのご参加はこちらから
1.11月8日(土)20:00~
  https://kaigojissen4.peatix.com/

2.11月14日(金)20:00~
  https://peatix.com/event/4637530

3.11月22日(土)20:00~
  https://kaigojissen5.peatix.com/

4.11月23日(日)20:00~
  https://kaigojissen6.peatix.com/

5.11月29日(土)20:00~
  https://kaigojissen7.peatix.com/

2025年11月05日 12:55

地獄の沙汰も金次第! 第7話 「お母様、来週退院です」 病院が突きつける、非情の「退院圧力」

20250706105815_upload_105815

深夜の緊急搬送から数日
第6話で描いた「親が倒れた」という悪夢のような電話、医師からの重い説明、震える手でサインした入院同意書...。

あの嵐のような数日間が嘘のように、親の容体は小康状態になりました。

「ああ、よかった。ひとまず、最悪の事態は脱した...。」


あなたが安堵の息をついた、まさにその瞬間。

冷静な表情の「医療ソーシャルワーカー」と名乗る担当者が、あなたに静かに声をかけます。
 

「お母様の容体も安定しましたので、そろそろ『退院』のお話を」
 

一瞬、何を言われたのか理解できません。
「退院...ですか? でも、まだ食事も自分で取れないし、歩くのだって...」


担当者は、申し訳なさそうに、しかしきっぱりと告げます。
「当院は『急性期病院』ですので、容体が安定した方には、次の場所へ移っていただく決まりになっています。リミットは、2週間です

これこそが、多くの50代、60代が、親の入院後に初めて直面する、あまりにも冷徹な現実。 医療制度が突きつける、「退院圧力」という名の、新たな地獄の始まりです。


容体が落ち着いて、命の不安が無くなったと思い、ホットした瞬間から、次の悩みが始まります。

これからどうしようか?
どうすれば良いのか?

自宅に戻す?(でも、1日中面倒はみられないし...。)
どこに預ければいい?(どの施設がいいのか?費用もわからない?)

まさに私も同じような経験をしました。

なぜ、病院は「追い出す」のか?

これは、病院が冷たいからではありません。
日本の医療制度がそうなっているのです。 病院は「治療」をする場所であり、「生活」や「リハビリ」をする場所ではない、という明確な線引きがあります。

あなたが直面する現実はこうです。 あと2週間。
たった14日間で、まだ万全とはほど遠い親の「次の行き先」を、あなたが見つけ、契約し、すべて手配しなければならないのです。

迫るタイムリミット、悪夢の選択肢

パニック状態のあなたの頭に、いくつかの選択肢が浮かびます。しかし、そのどれもが茨の道です。
 

1. 「実家で介護」という名の地獄
「とりあえず、実家に連れて帰るか...。」
しかし、想像してみてください。

これまで通りの生活は、もう不可能です。

食事、排泄、入浴の介助。24時間、誰がそれを見るのですか?
あなたが仕事を辞めるのですか?(=介護離職

第3話で語った「介護難民」とは、施設に入れない人だけではありません。自宅という名の孤島で、たった一人ですべてを背負い込む「在宅介護難民」こそが、最も深刻なのです。

2. 「次の病院」探しの壁
「それなら、リハビリ病院は?」 ソーシャルワーカーに相談すると、分厚いリストを渡されます。

しかし、電話をかけても返ってくるのは「満床です」「順番待ちです」の絶望的な言葉。空いているところは、自宅から車で2時間もかかるような場所ばかり...。

3. 「老人ホーム」という高すぎる壁
「いっそ、この機会に施設へ...。」
そう思ってパンフレットを取り寄せても、その金額に再び愕然とします。
入居一時金で数百万、月額20万、30万...。

第1話で警告した「親の資産凍結」が、ここで最大の障壁として立ちはだかります。 親の通帳にいくらお金があっても、意識がはっきりしない今、1円も引き出せないのです。


兄弟に電話しても「そっちでなんとかしてくれ」と押し付け合い(第2「相続争い」の序章です)。あっという間に時間は過ぎ、退院の日が刻一刻と迫ってきます。

この連鎖を断ち切るために

親の入院は「治療が終われば、元通り」ではありません。
それは、これまで見て見ぬふりをしてきた「不都合な10年間」(第4話)が、強制的にスタートした合図です。

この「退院圧力」という危機の本質は、医療の問題ではなく、「人生の未来設計図の不在」です。

  • 万が一、倒れたら。

  • 治療が終わった後、どこで、どう暮らすのか。

  • そのお金は、誰が、どうやって支払うのか。

これらの問いに、親が元気なうちに、家族全員で向き合ってこなかった「ツケ」が、今、あなた一人に重くのしかかっているのです

では、どうすればよかったのか?

その答えが、「私と家族の100年ライフ見える化ノート 体験ワークショップ」です 。

これは、来るべき危機を「自分ごと」としてシミュレーションし、具体的な計画に落とし込むための「人生の防災訓練」です 。

倒れた後のリハビリ先、住まい、お金の管理まで、「もしも」の時に家族が迷わないための準備を、専門家と共に具体的に進めることができます 。
 

▼「退院圧力」に押し潰される前に、未来の安心を手に入れる
    私と家族の100年ライフ見える化ノート 体験ワークショップ

    11月28日(金)20:00~22:00
     
https://100life3.peatix.com/

2025年11月03日 12:21

私が「孤独な介護」のどん底で、喉から手が出るほど欲しかった「5つのもの」

日付なしオンラインサロン説明会

突然始まった、父と母の「二重介護」


 仕事との両立に悩み、将来が見えなくなり、孤独に押しつぶされそうになったあの日々。

 

「つらい」
「もう嫌だ」
「誰か助けて」
「これから、どうなるんだ?」
「なんで自分だけこんな目に...」

 

そんな本音を毎日飲み込む中で、私は痛感しました。

この終わりが見えない介護生活を乗り切るためには、自分一人いなってはいけない、孤独になったらいけないと...。

そして、当時の私が喉から手が出るほど欲しいと感じたものが、5つあります。

 

1. 安心して「愚痴」や「本音」を吐き出せる場所
「親にイライラしてしまう」なんて、世間ではとても言えません。
でも、ここでは大丈夫。
「分かるよ」「私もそうだった」と、誰もあなたを責めない。そんな安全な場所が、まず必要でした。

 

2. 「一人じゃない」と心から思える「介護仲間」
利害関係のない、まったく同じ立場の仲間。「大変だね」という一言の重みがまったく違います。「自分だけじゃなかった」と心から思える仲間の存在は、何よりの支えになります。

 

3. 少し先を歩く「経験者のリアルな話」
「こんな時、みんなどうしてる?」
——その答えは、ネット検索では見つかりません。
「うちの場合はこうだったよ」という経験者だけが知る生の声は、どんな専門書よりも実践的で、心を軽くしてくれます。

 

4. 介護生活を乗り切るための「知識とスキル」
公的制度の賢い使い方、利用できるサービス、そして何より「自分の心の守り方」。知っているかどうかで、介護の負担とストレスは劇的に変わります。感情論ではない、具体的な知恵が必要でした。

 

5. 自分の経験が誰かの役に立つ「相互支援」の実感
つらい時、人は助けてもらうことばかりを考えがちです。
でも、自分の失敗談や苦しんだ経験を話すことが、今まさに同じで苦しんでいる誰かを救うことになる。その「役に立てた」という実感こそが、すり減った心を回復させてくれるのです。

 

この5つさえあれば、きっとあの暗いトンネルにも光が差すはずだ。

いや、これらを提供する場所こそが、今の介護介護に苦しんでいる人に絶対に必要なんだ!!

私のつらい介護経験から生まれたこの切実な想いが、このコミュニティ(オンラインサロン)を作ったすべての理由です。

もしあなたが今、当時の私と同じように、この5つのうち一つでも「欲しい」と強く感じているなら、まずは一度、私たちがどんな想いでこの場所を運営しているか、話を聞きに来ませんか?

▼オンラインサロン無料説明会の詳細はこちら
1.11月6日(木)20:00-21:30
        https://kaigo-salon.peatix.com/

2.11月26日(水)20:00-21:30
        https://kaigosalon2.peatix.com/

2025年11月02日 21:13

ジェーン・スーさんの見事な対応。でも、親の「介護未満」に気づいても、一人では迷ってしまいませんか?

unnamed

日本の音楽プロデューサー・作詞家・コラムニスト・エッセイスト・ラジオパーソナリティ・コラムニストであるジェーン・スーさんの著書『介護未満の父に起きたこと』に関する記事を読み、深く頷いた方も多いのではないでしょうか。

<参考記事>
ベストセラー『介護未満の父に起きたこと』のジェーン・スーさんに聞く、持続可能なケアの心構え
https://news.yahoo.co.jp/articles/72f560a41068b0baa6919e36f03680513a42a28e


「ペットボトルが開けられない」
 「家事がおろそかになってきた」
 「とはいえ、まだ介護サービスを頼むほどではない」

こうした「老人以上、介護未満」という、言葉にし難い親の変化。

スーさんは、この混沌としがちな問題を、お父様へのリスペクトを欠くことなく、実に冷静に「ビジネスプロジェクト」として捉え直しました。

感情論に流されず、タスクを「見える化」し、テクノロジーさえ駆使してサポート体制を構築していく...。

それは、親の尊厳を守りつつ、自分の人生も守る、非常に賢明で「持続可能」なアプローチです。まさに、これから私たちが直面するであろう問題の、一つの理想的な「解」と言えるでしょう。

でも、頭で分かっていても、一人で動くのは難しくないですか?


心からの称賛と同時に、こう思いませんでしたか?

「・・・本当に見事だ。でも、あのレベルの対応を、今の自分が一人でできるだろうか?」と。

「冷静にやらなければ」と頭では分かっていても、なかなか一人では動けない。 「何から始めるべきか」と迷ってしまう。 そんなことはありませんか?

無理もないことです。
親のこととなると、私たちはどうしても「子ども」としての感情が先に立ってしまいます。

冷静に「プロジェクト」として割り切ろうにも、情報が膨大すぎます(地域包括支援センター? 介護保険? フレイル?)。

さらに、自分自身の仕事や家庭もピークで忙しい。

「何から手をつければいいか分からない」

まま、

つい「まだ大丈夫」と後回しにしてしまう...。

スーさんのような賢明な対応を目指したいのに、現実とのギャップに立ち尽くしてしまうのです。

「後回し」にした結果、訪れる「突然」


しかし、その「まだ大丈夫」という猶予期間は、永遠には続きません。
「その日」は、親の転倒や病気によって、本当に突然やってきます。

その時になって慌てて対応しようとすると、仕事との両立は極めて困難になります。 冷静な判断もできず、親にとっても自分にとってもベストとは言えない選択を迫られ、最悪の場合、キャリアを手放す「介護離職」に行き着くかもしれません。

スーさんが「ビジネスライク」という一見冷たくも聞こえるアプローチを取ったのは、感情論だけで突っ走ると、親子関係も、自分の生活も、すべてが破綻してしまうことを知っていたからです。

そう、私たちが今、学ぶべきなのは、感情論ではなく、スーさんが実践したような「冷静な知識と具体的な段取り」なのです。

一人で迷うなら、「学ぶ」ことから始めよう

もしあなたが、

「スーさんの実践に学びたいが、一人では不安だ」

「何から学べばいいか、その『段取り』が分からない」

「仕事と両立できる具体的な方法が知りたい」


と感じているなら。

ゼロから手探りで進める必要はありません。

まずは、「今すべきこと」を体系的に学び、整理すること、見える化することから始めてみませんか?

今回ご紹介するのは、まさに「親のケア」と「自分の仕事」を両立させるための「最初の一歩」を踏み出すためのオンラインセミナーです。

▼ 50代・60代必見!「50代管理職のあなたへ。その「まだ大丈夫」、が危ない。 ~キャリアの崖、突然の介護、見えない老後。手遅れになる前に打つべき「次の一手」とは?

仕事(ビジネス)と親のケアを両立する「ビジネスケアラー」という視点は、スーさんの実践とも深く通じる、これからの時代に必須の教養です。

このセミナーでは、「介護離職」という最悪の事態で後悔しないために、今やるべきこと、今すぐ行動を起こすことの必要性が理解できます。

「まず知る」「最初の一歩という行動を起こす」だけで、未来は変わります。

親のケアは、いつか必ず始まります。 その時、「知っている」か「知らない」か?準備ができているか?いないか?

その差が、あなたの未来を、そして親御さんの未来を大きく左右します。

ジェーン・スーさんのような賢明な対応を目指すためにも、まずは「知る」ことから。 一人で抱え込まず、後悔する前に、未来を変える「最初の一歩」を踏出してみませんか?

▼ スーさんのような「賢明な選択」をするための第一歩
 50代管理職のあなたへ。その「まだ大丈夫」、が危ない。
 ~キャリアの崖、突然の介護、見えない老後。手遅れになる前に打つべき「次の一手」とは?~

1.11月8日(土)20:00~
  https://kaigojissen4.peatix.com/

2.11月14日(金)20:00~
  https://peatix.com/event/4637530

3.11月22日(土)20:00~
  https://kaigojissen5.peatix.com/

4.11月23日(日)20:00~
  https://kaigojissen6.peatix.com/

5.11月29日(土)20:00~
  https://kaigojissen7.peatix.com/

2025年11月01日 22:04

キャリア&ライフプラントータルサポート

所在地

〒331-0814
埼玉県さいたま市北区
東大成町1丁目423番地
さくらヴィレッジ707号室

電話番号

090-3903-8408

受付時間

9:00〜19:00

定休日

なし
土・日・祝日も受付いたします

事業者概要はこちら

モバイルサイト

キャリア&ライフプラントータルサポートスマホサイトQRコード

スマートフォンからの
アクセスはこちら