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『お墓、いらないかも』と思ったら。新しい供養の形、選択肢はこんなにある!

持ち運べるお墓

前回の記事では、「墓じまい」が過去最多のペースで増えているという衝撃的なデータをご紹介しました。その背景には、お墓の維持管理に対する物理的・経済的な負担があります。

その記事を読んで、「もしかしたら、うちも伝統的なお墓にこだわる必要はないのかもしれない」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その感覚は、決して特別なものではありません。 現代の日本では、供養のあり方が驚くほど多様化しています。それは、私たちの価値観やライフスタイルが変化していることの、ごく自然な表れなのです 。 

今回は、伝統的なお墓に代わる「新しい供養の選択肢」には、具体的にどのようなものがあるのかを、一つひとつ見ていきましょう。

圧倒的人気No.1!「樹木葬」という選択

まずご紹介したいのが、今、お墓を購入する人の約半数が選んでいる「樹木葬」です 。  

樹木葬とは、墓石の代わりに樹木や草花を墓標とするお墓のこと。シンボルツリーの周りに複数の遺骨を埋葬するタイプや、美しい庭園のような区画に個別に埋葬するタイプなど、様々な形式があります。

なぜ、これほどまでに樹木葬が支持されているのでしょうか。その理由は、現代人が抱える悩みに見事に合致しているからです。

  • 継承者がいらない:多くの場合、寺院や霊園が永代にわたって管理・供養をしてくれるため、「子どもに迷惑をかけたくない」という親世代の強い想いに応えます 。 

  • 費用を抑えられる:一般的なお墓を建てるのに比べて、費用を半分以下に抑えられるケースも少なくありません 。

  • 自然に還るイメージ:「最後は自然の一部になりたい」という、自然回帰の思想に共感する人が増えています 。  

他にもある、新しい供養のカタチ

樹木葬以外にも、人々のニーズに合わせて様々な選択肢が生まれています。

  • 納骨堂 主に屋内にある、ロッカー式や棚式の納骨スペースです。天候に左右されずお参りできる利便性や、交通の便が良い立地にあることが多いのが魅力です。

  • 散骨 遺骨を粉末状にして、海や山などの自然に還す方法です。「節度をもって行われる限り」法律的に問題はなく、大自然の中で安らかに眠りたいと願う方に選ばれています 。  

  • 手元供養 遺骨の全部または一部を、自宅で保管する供養の形です。小さな骨壺(ミニ骨壺)に入れたり、ペンダントなどのアクセサリーに加工したりすることで、故人をいつも身近に感じることができます 。お墓が遠方にあってなかなかお参りに行けない方や、「暗いお墓の中に一人でいるのは寂しい」と感じる方の、故人を想う優しい気持ちから広まっています 。  

なぜ、供養の形は変わり始めたのか

こうした新しい選択肢が主流になりつつある背景には、単に「便利だから」「安いから」という理由だけではありません。

そこには、「家」という単位で考えられてきたお墓が、「個人」の生き方や想いを尊重する形へと変化してきた、という大きな価値観のシフトがあります 。  

「子どもに負担をかけたくない」という想いはもちろん、「自分らしい最期を迎えたい」という、終活に対する前向きな意識の表れでもあるのです。

あなたにとっての「理想の供養」とは?

今回ご紹介したように、供養の選択肢はもはや一つではありません。

大切なのは、誰かの真似をするのではなく、あなた自身が、そしてご家族が、心から納得できる形を見つけることです。

次回は、多くの方が気になる「墓じまいの費用」について、その内訳や手続きで失敗しないためのポイントを、具体的に掘り下げていきます。

2025年08月11日 19:33

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