【出版報告】【第1回】「親70歳・子45歳」──この組み合わせが、日本で最も危ない
こんにちは。
おかげさまで、自身4冊目となる電子書籍『AI時代の親の介護準備と終活の新常識』を出版いたしました 。サブタイトルは「親70歳・子45歳から始める人生防衛戦略」です 。
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突然ですが、質問です。
今、日本で「家族の介護をしている人」は何人いるか、ご存じですか?
答えは、628万人(総務省・令和4年就業構造基本調査)
そのうち58%、約364万人は、仕事を持ちながら介護をしています。
「介護は仕事を辞めてから」という時代は、すでに終わっています。
今や介護は、現役世代の問題です。
■ データで見る「介護と仕事の重なり」
・介護をしている人の総数:628万人
・そのうち仕事を持ちながら介護中:58%(約364万人)
・40〜64歳の労働者のうち介護に直面している割合:約7.8%(13人に1人)/厚生労働省
年齢別に見ると、介護者数は45〜49歳で51万人、50〜54歳で91万人、55〜59歳で110万人と、45歳を境に急増します。
「45歳はまだ介護と関係ない」は、データが否定しています。
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一方、親の側はどうでしょうか。
内閣府の令和7年版高齢社会白書によれば、65〜74歳の人口はすでに1,547万人。75歳以上は2,078万人にのぼり、「親が70代」はごく一般的な家庭の現実です。
70代は、多くの場合まだ元気に見えます。
それが、準備を後回しにさせる最大の落とし穴です。
親が元気なうちにこそ、話せる。確認できる。記録できる。
何かが起きてからでは、親の希望も、預金口座の場所も、かかりつけ医の名前さえ、わからないまま動くことになります。
▼ 知っておきたい数字
介護の平均期間は55か月、約4年7か月(生命保険文化センター)。
一度始まると、家計にも時間にも長く影響します。
だからこそ、始まる前の準備に意味があるのです。
「その時になったら考えよう」が奪うのは、お金だけではありません。
最も大きな損失は、落ち着いて判断する余力です。
準備がある家族とない家族の差は、愛情の差ではありません。
初動の速さの差です。
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私はこの本を、介護本でも終活本でもなく、「親も子も共倒れしないための人生防衛の本」として書きました。
今日から全15回にわたり、本書のエッセンスをお届けします。
次回は「介護の平均期間4年7か月」というデータが、家計に何をもたらすかを深掘りします。
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『AI時代の親の介護準備と終活の新常識』(Kindle版)
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