「昨日まであんなに元気だったのに…」ある日突然、親の昔話が聞けなくなる残酷な現実とその理由
「お父さん、最近少し忘れっぽくなったね(笑)」
実家に帰省した際、そんな冗談を交わしながら、「まあ、年だから少しずつ老いていくのは仕方ないか」と、私たちは心のどこかで安心しています。
親の老いや認知機能の低下は、何年もかけて「ゆるやかな下り坂」を下っていくもの。 私たちは無意識にそう思い込んでいないでしょうか?
しかし、介護を経験した多くの人が直面する「残酷な現実」は、全く異なります。
親の言葉や記憶は、ある日突然、崖から落ちるように失われてしまうことがあるのです。
■ データが示す「突然の喪失」という現実とその理由
なぜ、「昨日まで元気だった親」が突然変わってしまうのでしょうか?
その理由は、厚生労働省の「国民生活基礎調査(令和4年)」のデータに明確に表れています。
親が介護を必要とする状態(要介護)になる原因のトップは「認知症(23.6%)」ですが、それに次いで多いのが以下の理由です。
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脳血管疾患(脳卒中など):16.1%
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骨折・転倒:13.9%
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心疾患(心筋梗塞など):4.5%
これらが意味するものは、「病気や事故による突然の断絶」です。
たとえば、家の中での些細な「転倒」による骨折。
入院してベッドで寝たきりの状態が数週間続くだけで、高齢者の認知機能は急激に低下し、一気に認知症が進行してしまうケースが多発しています。
あるいは、突然の「脳卒中」や「心筋梗塞」。
一命を取り留めたとしても、後遺症によって言葉をうまく発せなくなる「失語症」になったり、過去の記憶がすっぽりと抜け落ちてしまったりすることがあります。
■ 「いつか」は、ある日いきなり「もう遅い」に変わる
「来年の正月に帰ったとき、ゆっくり昔話を聞こう」
「退職して時間ができたら、親の人生をまとめてあげよう」
私たちがそう思っている間にも、親の「記憶の図書館」は、突然の事故や病気によって、ある日いきなりシャッターを下ろしてしまうリスクと常に隣り合わせです。
昨日まで、身振り手振りを交えて大笑いしながら話してくれた親の「青春時代の武勇伝」や「家族の思い出」が、たった1日の出来事を境に、二度と引き出せなくなってしまう。
それが、私たちが直視しなければならない現実です。
■ 最高の物語は、親が「自らの言葉で」語れるうちに
親が自分の口で、当時の感情を乗せて「自分の人生」を語れる時間。
それは、私たちが想像している以上に短く、そして、いつ終わるか誰にも予測できない貴重なものです。
もし、今あなたの親御さんが、電話越しに元気な声で笑ってくれるなら。 それは「今すぐ、その声を、その記憶を残しておくべきだ。」という最強のサインです。
どうか、「いつか」を待たないでください。
親の記憶が鮮明で、笑顔で語り合える「今」この瞬間こそが、家族の歴史を形に残す唯一の、そして最高のタイミングなのです。
突然訪れる「もしも」の前に、家族の証を残しませんか?
「親が元気なうちに、その生きた証をちゃんと記録しておきたい」
「後悔しないために、今できる最高の親孝行をしたい」
そんなご家族の想いを、Family Archive(ファミリーアーカイブ)が形にします。
終活のプロのインタビュアーが親御さんの記憶を鮮明に引き出し、美しい一冊のアーカイブとして保存します。
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