第4回:「まだまだ病」に要注意──学び続けてもデビューできないあなたへ

「まだまだ勉強が足りない」
「もっと経験を積んでからでないと…」
そう思い続けて、いつの間にか“学び”だけに時間を費やしていませんか?
この状態を、私は**「まだまだ病」**と呼んでいます。
「まだまだ病」とは?
「まだまだ病」とは、
知識を身につけることばかりに集中してしまい、行動に移せない状態を指します。
もちろん、キャリアコンサルタントとして学び続ける姿勢は大切です。
ですが、実際に行動を起こさない限り、“知識”は実践の中で磨かれることはありません。
ミドルシニア世代だからこそ陥りやすい
特に50代・60代でキャリアコンサルタント資格を取得した方は、この「まだまだ病」に陥りやすい傾向があります。
若い人よりも慎重に動きたい
失敗をしたくない
「できる人」と思われたい
こうした気持ちは痛いほどわかります。
私自身、初めて相談の現場に立つまでに何年も迷い続けたからこそ、よく分かります。
でも──
“完璧な準備”を待っているうちに、あっという間に時間だけが過ぎてしまうのです。
行動しながら学ぶ、という視点を持つ
「まだまだ病」から抜け出すために大切なのは、学びと実践を同時に進める視点です。
ロープレ練習会に参加して、失敗を糧に学ぶ
小さなボランティア活動に飛び込んでみる
まずは“話を聴かせてほしい”と周りに声をかけてみる(どのように声をかけるのか?まで話法レベルで考えることが非常に重要です。)
実践の中で感じる“戸惑い”こそ、最高の学びの材料です。
机上の勉強だけでは得られない“実践知”が、必ず身につきます。
それでも怖い。だからこそ「安全な場」から始める
「わかってはいるけど、やっぱり怖い」
そんな方にこそ、まずは安全な場で読書会に参加してみることをお勧めします。
私たちが開催する【読書会】は、そんな“安全な場”です。
📘 イベント詳細はこちら
読書会では、
本の学びを起点に、仲間とキャリア観を共有する
失敗も受け入れながら対話を深める
「自分にも話せることがある」と自信を取り戻す
こうしたプロセスを、無理なく体験できます。
おわりに──一歩を踏み出す勇気を応援します
「まだまだ病」に陥る人は、学びに熱心な証拠です。
でもその情熱は、誰かの役に立つことで初めて“本物の力”になります。
まずは動く
失敗しても学ぶ
小さな成功体験を積み重ねる
あなたのその小さな一歩を、私たちは応援します。
読書会は、学びと行動をつなぐ最初のステージ。
一緒に、ここから未来を切り拓いていきませんか?
📖 イベントお申し込みはこちら
👉 ミドルシニア世代キャリコン応援 読書会イベント
2025年06月28日 21:42
投稿されたコメントはありません