第2回 終活が進まないのは“あなたのせい”じゃない

~「まだ早い」「時間がない」を乗り越える3つのヒント~
「終活って大事そうだし、いずれは…と思ってるんですけど」「なんとなく、やらなきゃなって思ってはいるんですよ」
シニアライフ相談サロンにいらっしゃる多くの方が、こうおっしゃいます。でも実際には、ほとんどの方が何も始められていないのが現状です。
終活をテーマにした講演会でも、「聞いてよかったです!」という声のあとに続くのは、「でも、何から手をつけたらいいかわからなくて…」というつぶやき。
実はこの「終活が進まない」状態には、誰もがハマる3つの共通パターンがあります。
■ 終活が進まない“3つの落とし穴”
「まだ早い」と思ってしまう「元気だし、まだ60代だし、終活なんて縁起でもない」これは、多くの方が持つ誤解です。
でも実際には、終活を早く始めた人ほど、ゆっくり・じっくり・納得のいく準備ができています。
逆に病気や事故で急に準備せざるを得なくなった人は、「もっと早くやっておけばよかった…」と必ず後悔しています。
終活とは「人生を閉じる準備」ではなく、「これからをより良く生きるための整理整頓」なのです。
2.「時間がない」と感じる働きながらの生活、家事、親の心配、自分の健康管理…。現役世代の50代・60代は本当に忙しい。
ですが、1日10分でも構わないのです。たとえば、エンディングノートの表紙に名前を書くだけでも、立派な一歩です。
時間がないからできないのではなく、「完璧にやろう」としてしまうから進まない。小さく、気軽に、始めましょう。
3.「1人で考えるのが不安」終活のテーマはお金、相続、介護、医療、葬儀など多岐にわたります。自分の人生を見つめ直す作業でもあるため、ときには気持ちが沈んだり、迷いが生じたりもします。
そんな時、誰かと一緒に話すだけで不安が軽くなることがあります。
私のワークショップでも、「人と話して初めて、自分の考えが見えてきた」という声をよくいただきます。
■ 今日からできる!終活を進める3ステップ終活が進まないときは、以下の3つを試してみてください。
STEP1:やりたいことを3つだけ書き出す例:「エンディングノートを書く」「自宅の書類を整理」「子どもに想いを伝える」
STEP2:1つの行動を10分で区切る「今日はノートの目次だけ見る」「保険証券を1枚出してみる」など、超小さく。
STEP3:誰かに話してみる家族でも、友人でも、専門家でも構いません。「終活って何から始めた?」と気軽に尋ねてみることが、次の行動に繋がります。
■ それでも動けないあなたへあなたが悪いわけではありません。
誰だって「終わり」を直視するのは勇気がいることです。
でも、今動き出した人から、人生の安心が手に入っていくのです。
終活は、“万一のときの備え”であると同時に、“今をもっと心穏やかに生きるための時間”でもあります。
「何から始めればいいのか分からない」
「終活ってひとりでやるにはハードルが高い」
そんな方のために「終活」への最初の1歩となる
【「私と家族の100に年ライフ見える化ノート」 体験ワークショップ】をご用意しています。
まずはご自身の価値観や想いを見える化し、親との話し方、兄弟との話し方、そして介護の備えまで、
“今、できること”を一緒に見つけていきませんか?
まずは一歩、軽やかに踏み出してみましょう。
体験ワークショップの詳細・お申込み
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