冷蔵庫だけじゃわからない。帰省したら絶対に見るべき、親の「生活崩壊」4つの震源地(薬・車・郵便・ゴミ)
連載第7回目のテーマは、離れて暮らす親の「隠されたSOS」の見つけ方についてです。
親御さんの異常に少しでも早く気付くための方法として、「実家に帰ったら冷蔵庫の中の点検を」と言われます。
確かに冷蔵庫は重要ですが、それ以外にも「命」や「財産」に直結する危険なサインが、家の中には潜んでいます。
電話で
「元気だよ」
「薬もちゃんと飲んでるよ」
という親の言葉を、そのまま信じて、安心してはいけません。
次に帰省した時、あるいは今週末にでも、冷蔵庫以外の「4つの兆候リスク震源地」を必ずチェックしてください。
① ダイニングテーブルの「残薬(ざんやく)」
食卓やテレビ台の上を見てください。
病院からもらった薬の袋が、山積みになっていませんか?
あるいは、シートから出した裸の錠剤が、床やテーブルに落ちていませんか?
「薬の管理ができなくなる」というのは、認知機能低下の典型的な初期症状です。
飲み忘れ: 血圧や糖尿病の薬を飲まず、持病が悪化して倒れるリスク。
過剰摂取: 飲んだことを忘れて、また飲んでしまう(オーバードーズ)リスク。
「ちゃんと飲んでる?」と聞くと「ちゃんと飲んでるよ」と親は答え、何度も聞くと、親は怒り出す場合も...。
黙ってテーブルの上の「飲み残しの量」を確認してください。
それが真実です。
② 車のバンパーの「無数の小傷」
親がまだ運転をしている場合、これは他人を巻き込む大事故の予兆です。
車のバンパーの四隅(角)や、サイドミラーをよく見てください。
覚えのない「こすり傷」や「へこみ」が増えていませんか?
「家の車庫入れでちょっと擦っただけ」
「スーパーの駐車場が狭くて」
親はそう言い訳しますが、これは空間認識能力や注意力が著しく低下している証拠です。
傷が増えているなら、免許返納を真剣に検討すべきタイミングに来ています。 加害者になってからでは、取り返しがつきません。
③ 郵便受けと引き出しの「未開封封筒」
郵便受けや、居間の引き出しを開けてみてください。
役所、税務署、保険会社、カード会社からの封筒が、「未開封」のまま溜まっていませんか?
今まで几帳面だった親が、重要書類を開けなくなる。
これは、文字を読むのが億劫になったり、内容を理解できなくなったりしている(金銭管理能力の喪失)サインです。
特に「督促状」が混ざっていたら赤信号です。
これを放置すると、ライフラインが止まるだけでなく、将来的な「資産凍結」のリスクに直結します。
④ ゴミ捨て場の「分別」と「曜日」
これは家の中ではなく、近所のゴミ集積所、あるいは家の外のゴミ箱の話です。 実家のゴミ出しルールが守られているか、近所の人に迷惑をかけていないか?
燃えるゴミの日に、缶やビンを出していないか?
指定の袋を使わずにゴミを出していないか?
家の中にゴミ袋が溜まっていないか?
ゴミ出しのルール(曜日感覚・分別)が守れなくなるのは、前頭葉機能(遂行機能)の障害が疑われます。 ご近所トラブルの原因になり、親が地域で孤立する原因にもなります。
「まだ大丈夫」が見逃しを生む
これら4つのサイン(薬・車・郵便・ゴミ)は、電話の声だけでは絶対に見抜けません。 親自身も自覚がないか、隠そうとするからです。
しかし、これらを見逃すと、ある日突然「親が事故を起こした」「倒れて救急搬送された」という警察や病院からの電話で、強制的に介護生活が幕を開けることになります。
「早期発見」ができれば、「事故」は防げます。
私たちのオンラインサロン『介護・終活 相談コミュニティ』では、 「薬の管理をスムーズにする便利グッズ」 「プライドを傷つけずに運転免許返納を説得した成功事例」 などを具体的に共有しています。
「親はまだしっかりしている」 そう思っているあなたこそ、次の帰省ではダイニングテーブルの上の「薬」を見てみてください。
次回は、いよいよ介護が始まった時に陥る「仕事を辞める(介護離職)」という最悪の選択について、深掘りします。
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