深夜2時の着信音。親が救急搬送された時、あなたは「延命治療」の判断ができますか?
連載第5回目のテーマは、最も心臓に悪いパターン、「急性肺炎・心筋梗塞」などの突発的な救急搬送についてです。
介護の始まりは、必ずしも「徐々に体が弱っていく」「徐々に認知症が進む」とは限りません。
ある夜、突然鳴り響く電話のベルが、その合図になることが多々あります。
深夜2時、実家からの電話
「胸が苦しい」
「息ができない」
「熱が下がらない」
あるいは、同居の家族や近所の人、警察からの「お母様が倒れました」という連絡かもしれません。
寝ぼけ眼で電話を取り、血の気が引く感覚。 パジャマのまま車に飛び乗るか、タクシーを呼んで病院へ急行する。
この時、多くの人が直面するのが「情報の欠落」によるパニックです。
救急隊員・医師から矢継ぎ早に聞かれること
病院に到着すると、息つく暇もなく医師や看護師から質問攻めに遭います。
「ご本人の保険証とお薬手帳は?」
「現在、治療中の病気は?」
「かかりつけ医はどこですか?」
「アレルギーはありますか?」
実家のどこに何があるか、正確に把握していますか?
「多分、あの引き出しに...」と探している間に、処置が遅れてしまうかもしれません。
そして、最も残酷で、最も重要な決断をその場で迫られます。
「もし心臓が止まった場合、心臓マッサージや人工呼吸器などの延命措置をしますか?」
準備なき「命の選択」の後悔
親の「延命処置に対しての意思」を確認したことはありますか?
親の「延命処置に対しての兄弟での話し合い」はできていますか?
「とにかく助けてください!」と叫ぶのか、「痛い思いはさせたくない」と自然な最期を望むのか?
準備をしていないと、家族(あなた)がその場の感情と混乱の中で決めなければなりません。
もし延命措置をして、親が植物状態になったり、苦しみ続けたりした場合、「本当にこれでよかったのか?」と、一生消えない十字架を背負うことになります。
また、兄弟間で意見が異なる場合は、「延命治療に対する方針」の違いから関係性が悪化することもあります。
一命を取り留めても「介護」は即日スタート
急性肺炎や心筋梗塞で倒れた場合、治療で一命を取り留めても、以前のように元気に歩き回れる保証はありません。
心肺機能が低下し、酸素吸入が必要になったり、絶対安静の入院生活で足腰が弱り、そのまま「要介護状態」になるケースが非常に多いのです。
つまり、救急車を呼んだその瞬間から、あなたは「介護者」になるリスクが非常に高いのです。
退院後の生活はどうする?
在宅介護か?
施設介護か?
仕事は明日からどうする?
誰が面倒を見る?
お金はどこにある?
何の準備もないまま、これら全ての問題が津波のように押し寄せてきます。
「もしも」の時に慌てないための『緊急セット』
こうした事態を防ぐために必要なのは、親が元気なうちの「情報共有」です。
私たちのオンラインサロン『介護・終活 相談コミュニティ』では、会員の皆さんに「緊急時対応シート(救急セット)」の作成を推奨・サポートしています。
医療情報の一元化(保険証、お薬手帳、かかりつけ医、持病リスト)
緊急連絡先リスト(誰に連絡すべきか)
延命治療に対する意思表示(リビング・ウィル)
貴重品の保管場所リスト
これらを1冊のファイルや、冷蔵庫の保管ケースにまとめておく。 たったこれだけで、いざという時のパニックを9割減らすことができます。
「縁起でもない」と避けるのではなく、「親を守るため」に準備をする。
その具体的な方法を、サロンで一緒に学びませんか?
次回は、多くの人が陥る「まだ大丈夫、自分は関係ない」という「心理的罠(正常性バイアス)」についてお話しします。
📣 備えがあれば、憂いなし
「緊急時対応シート」のテンプレートも、サロン内で共有する予定です。
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