「ただの健康診断のはずだった」。再検査でまさかのステージ4発覚。治療と介護が同時に押し寄せる現実
連載第4回目のテーマは、誰もが恐れるシナリオ、かつ想定していなかったというお声も多い、「健康診断からの、がん(ステージ4)発覚」についてです。
「最近、少し痩せたかな?」
「まあ、歳だからね」
そんな軽い会話を交わしながら、念のために受けた自治体の健康診断。
そこで「要精密検査」の判定が出て、大きな病院で検査を受けた結果、医師から告げられた言葉はあまりにも残酷なものでした。
「残念ながら、進行したがんです。すでにステージ4の状態です。」
昨日までの日常が、一瞬で消える
自覚症状がほとんどなかった場合、本人も家族も、この現実をすぐには受け入れられません。
「あんなに元気だったのに?」
「なんで今まで気づかなかったんだ」
しかし、がんは待ってくれません。
ステージ4の診断がつくと、そこからは怒涛のような日々が始まります。
抗がん剤治療をするのか?
緩和ケア(痛みを取る治療)を中心にするのか?
残された時間はどのくらいなのか?
医師からの説明を受け、決断し、手続きをする。
心の整理がつかないまま、事務的な処理に追われる辛さは筆舌に尽くしがたいものがあります。
「治療」だけでなく「介護」も同時に始まる可能性も...
ステージ4の恐ろしさは、病気の進行に伴い、身体機能が急速に低下することです。
これまでは「通院の付き添い」だけで済んでいたものが、
痛みがひどくて起き上がれない
トイレに一人で行けなくなる
食事がとれず、点滴が必要になる
薬の副作用やせん妄(意識の混乱)で、言動がおかしくなる
つまり、「がんの闘病」と「重度の身体介護」が同時にスタートする可能性も高いのです。
親は痛みと恐怖で精神的に不安定になり、家族に当たることもあります。
夜中に痛みを訴える親の背中をさすりながら、「この生活がいつまで続くのか、いや、いつ終わってしまうのか」という矛盾した恐怖に、介護者は押しつぶされそうになります。
仕事との両立は「極限状態」へ
通常の介護でも仕事との両立は大変ですが、末期がんの場合は状況が刻一刻と変化します。
「来週の予定」すら立てられません。
「今日は調子がいい」と思って出社したら、昼過ぎに「容態が急変した」と連絡が入る。
有給休暇はあっという間に消化し、介護休業の申請もままならないまま、欠勤が続く...。
精神的にも体力的にも、そして社会的にも極限状態に追い込まれるのが、このケースです。
最期の時間を「後悔」で埋め尽くさないために
このような過酷な状況下で、家族(子)が一人ですべてを背負うのは不可能です。
医療(医師・看護師)、介護(ケアマネジャー・ヘルパー)、そして愚痴が言えたり、情報交換できたりする「精神的な支え(仲間)」が必要です。
私たちのオンラインサロン『介護・終活 相談コミュニティ』には、親の介護経験をしたメンバーがおり、キャリアコンサルタントの資格ホルダーも多数参加頂いています。
在宅医療(訪問診療)への切り替えのタイミングは?
緩和ケア病棟(ホスピス)の探し方は?
親に「残された時間」をどう伝えるか、あるいは伝えないか?
職場への説明と、働き続けるための工夫は?
正解のない問いに対して、経験者のリアルな声は大きな判断材料になります。 そして何より、「辛い」と吐き出せる場所があることが、あなたの心を壊さないための命綱になります。
次回は、突然の夜中の電話に震える「急性肺炎・心筋梗塞」などの緊急対応についてお話しします。
📣 ひとりで抱え込まないでください。
過酷な現実だからこそ、支え合う仲間が必要です。
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