昨日まで歩けていたのに...。親の「転倒・骨折」が招く、恐ろしい負の連鎖
連載第2回目のテーマは、病気と同じくらい、あるいはそれ以上に多い介護の入り口、「転倒・骨折」についてです。
「親が家で転んで骨折した」
そう聞くと、多くの人は「入院して治せばいい」と軽く考えがちです。
しかし、高齢者の骨折は、そんな単純な話ではありません。
それはしばしば、「元気だった生活」が永久に失われる引き金(トリガー)となるのです。
「大腿骨骨折」という悪魔
高齢者が転倒した際、最も折れやすいのが「大腿骨頸部(太ももの付け根)」です。 ここを骨折すると、自力で立つことができなくなり、即入院・手術となります。
原因は、驚くほど些細なことです。
リビングのカーペットの縁(へり)につまずいた
掃除機のコードに足を引っかけた
夜、トイレに行く途中の暗い廊下でバランスを崩した
たったこれだけのことで、昨日まで元気に散歩していた親が、今日からベッドの上だけの生活になってしまうのです。
本当の恐怖は「生活不活発病」(「廃用症候群」)
骨折そのものよりも恐ろしいのが、入院生活によって引き起こされる「生活不活発病」(「廃用症候群」)です。
高齢者の体は、動かさないとあっという間に機能が低下します。
入院してベッドで寝ている時間が長くなると、筋力は劇的に落ち、関節は固くなります。
そして何より怖いのが、「認知機能の低下」です。
病院という変化のない環境で、会話も少なく天井を見上げるだけの生活が続くと、わずか数週間で認知症の症状が出たり、一気に進行したりすることがあります。(まさに私の父がそうでした。入院の原因は転倒ではなく、急性期の間質性肺炎でしたが...。)
「骨折は治ったけれど、認知症になって帰ってきた」
「歩けなくなり、そのまま要介護4の寝たきりになった」
これが、転倒・骨折が招く「負の連鎖」の正体です。
「家」が凶器になる前に
親の家は、若かった頃のままになっていませんか?
少しの段差、滑りやすい床、整理されていない床の荷物...。
私たちにとっては問題ない場所も、足腰が弱った親にとっては「落とし穴」だらけです。
「あの時、カーペットを固定しておけば」
「手すりをつけておけば」
事故が起きてから後悔しても、失われた時間は戻りません。
転ばぬ先の杖、転ばぬ先の「サロン」
私たちのオンラインサロン『介護・終活 相談コミュニティ』では、こうした事故を未然に防ぐための知恵も共有しています。
そして、毎月開催している交流会やセミナーに参加頂くことにより、先月やろうとしたことのリマインドができたり、ついつい後回しにしてしまいがちな「具体的な行動を起こす」機会になることを願っています。
親の家の「危険箇所チェックリスト」
100円ショップのグッズでできる転倒防止策
介護保険を使った「住宅改修」の申請ノウハウ
「まだ元気だから」と油断せず、親が元気なうちに「住環境のリスク管理」をしておくこと。これも立派な親孝行であり、将来のあなた自身を守る防衛策です。
次回は、時間との勝負になる「脳卒中(脳梗塞)」の後遺症についてお話しします。
仲間がいる環境を作ることにより、具体的に行動を起こすこと、事前対策の実行がもっと早くなります。
一人で悩まず、みんなの知恵を借りて準備と具体的な行動を起こしませんか?
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