「親父、若い頃なにしてたっけ?」葬儀で答えられず呆然としたAさんの話
「えー、故人の…〇〇〇〇様は、昭和25年、ここ〇〇県でお生まれになり…」
葬儀場の司会者さんが、淡々と読み上げる父の略歴
Aさんは喪主席でそれを聞きながら、恥ずかしさと申し訳なさで、膝の上で拳を握りしめていました。
「...高校をご卒業後、地元の製造会社に就職され、40年勤め上げられました」(...それだけ?)
心の中で叫びました。
でも、司会者さんを責めることはできません。
なぜなら、打ち合わせの時に
「お父様はどんな方でしたか? 何かエピソードはありますか?」
と聞かれて、答えられなかったのは私自身だからです。
「えっと、真面目な人でした」
「仕事はずっと工場で...詳しくは知りませんが」
「趣味は...釣り、かな。最近は行ってなかったけど」
80年以上生きた父の人生が、私の記憶の中では、たった数行の「履歴」にしかなっていなかった。
その事実に気づいた時、涙が止まりませんでした。
悲しみからではありません。「知ろうとしなかった後悔」からです。
私たちは普段、皆様のご両親や、経営者の方々の人生をお聞きし、「自分史出版サービス」を提供しています。
この事業をスタートしたのには理由があります。
それは、
①ご本人様(親御様)がご自身の歴史である自分史を読み返すことができるから
②お孫さんを含めたご家族、ご親戚がご本人様のことを良く知り、会話の話題が増え、会話が増えること
③終活の話のきっかけががない、話を切り出しにくいとの多くのお声があること
です。
■親の人生は、閉じた図書館のようなもの
あなたの親御さんは、今おいくつですか?
60代、70代、80代、あるいは90代でしょうか?
少し想像してみてください。
・親御さんがまだ若かった頃、どんな音楽が好きで、どんな夢を持っていて、どんな挫折を味わったか?
・お母さんがお父さんと結婚を決めた、本当の理由。
・あなたが生まれた日、病院の待合室でどんな気持ちで待っていたか?
あなたは、その答えを「自分の言葉」で語れますか?「No」と答える方が多いのではないでしょうか?
■親の人生は、まるで鍵のかかった図書館のようなもの
そこには膨大な物語が眠っているのに、私たちは表紙(今の親の姿)しか見ていないのです。
■ 自主出版はハードルが高い、でも「KINDLE出版」なら...。
「今のうちに話を聞いておきたい」
そうはいっても、大げさにしすぎると、親御様は構えてしまうかもしれません。
「特に話すことはない...。」
「そんな大した人生じゃないし...」
「恥ずかしい...・」
「何を喋ればいいのかわからない...。」
だからこそ、私たちは豊富な対人支援&終活支援のベテランである傾聴のプロによる数回のインタビューとAIの活用で費用負担も抑えられる「KINDLE出版」という形を選びました。
喫茶店でお茶を飲むように。あるいはご自宅のリビングでくつろぎながら私たちが、親御さんの昔話に耳を傾けます。
「へぇ、そんなことがあったんですか!」
「すごいですね、それでどうなったんですか?」
第三者が聞くことで、普段家族には話さない(話せなかった)武勇伝や、ほろ苦い思い出が、次々と溢れてきます。
それを私たちが持ち帰り、AI活用のプロが編集し、一冊の「人生の経歴書」つまり世界に1つしかない「自分史」に仕上げます。
■ それは、あなたが受け継ぐ「精神的資産」
完成した書籍を開いた時、ご依頼主である息子さんや娘さんは、皆さん驚かれます。
「親父、こんな苦労をして俺たちを育ててくれたのか」
「お母さん、昔はこんなにモダンな文学少女だったんだ」
「こんなに喜んでくれるとは思わなかった」
文字で読むからこそ、情景が浮かびます。
KINDLE出版だからこそ、パーパーパック方式、電子書籍方式の両方が選択できます。
遠く離れたご親戚やお孫さん孫に、電子書籍のURLを送って「おじいちゃんってこんな人なんだよ」と伝えることもできます。
親が元気なうちにしか、できないことがあります。
それは、親の「声」を「文字」に変えて、永遠に残すこと
もし、あなたが少しでも「親のことを知らないな」と感じたなら。
手遅れになる前に、私たちにお手伝いをさせてください。
次回からは、実際にどんな風に「人生の経歴書」を作っていくのか?
頑固なお父さんが笑顔で語り出した魔法の質問など、具体的なエピソードをお届けしていきます。
親孝行の新しい形、一緒に始めてみませんか?
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